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サムライ一家の 〜そしてボクラは家を建てるのだ〜 /モクジのページへ

第7話:着工前設計詳細打ち合わせ〜その 


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ここ数年、ボクラのお正月のパターンはほぼ一緒である。

大晦日は僕はお義父さんとその仲間達とのゴルフ大会に朝から出かける(その様子はお正月頃の過去日記を参照ください)。その間に妻はお義母さんとともにおせち料理などの用意をしている。

ゴルフが終わると息子と一緒に少しお昼寝・・・♪で時を過ごし、夜からはゴルフ大会の結果発表という名の・・・、お義父さんのレストラン、もしくはそのゴルフのメンバーの一人が経営している“お洒落な洋風居酒屋”での酒宴が開かれる。
そしてそのまま、その酒宴は妻の実家に河岸を移し・・・気がつけば・・・酔いつぶれて床に寝たまま朝を迎え、おせち料理とお雑煮をご馳走になり、ふらふらとした足取りで近くの神社に向かう僕がいるのである。

そのまま寝正月に突入!!

と、いうわけにも行かず、とりあえず元旦は前日の深酒を後悔しながらソファーでくつろぐも・・・
2日からは今度は僕の実家である横浜に向けて、正月のクセに渋滞している環状八号線をおもむろに南下し・・・
そして両親や弟家族を交えての酒宴や中華街ツアーがまた始まるのである・・・。

今年も・・・そんなこんなでまた年が“あっさりと”明けてしまった・・・

1月4日頃・・・久しぶりの我が家のポストには、たくさんの年賀状とともにミサワホームの大きな封筒が一つ。
それはどうやらW辺さんが持ってきてくれていた、現時点での図面と見積りとパースであった。
お正月明けからじ〜っくり検討するとでも思ったのだろうか?ミサワホーム西関東がいったいいつ仕事始めなのかは知らなかったが、きっと急いでくれたのだろう・・・。

ミサワホーム西関東の所沢営業所での着工前設計詳細打ち合わせ・第一回目は1/11に予定されていた。
「まだ時間はあるから・・・まだいいよね〜」
と、ボクラはそのW辺さんの厚意にすっかり報いずに、図面や見積り・・・といった“字の小さな”資料は見もせずにダイニングテーブルの上に置っぱなしで・・・

その資料に付随されていた、家の完成予想パース(Perspective・・・現在の平面図を基に、コンピュータで造った俯瞰絵ですね)だけをぼんやりと眺めていた。
パース・北側から(クリック!)
パース・南側から(クリック!)
しかも・・・ 「真っ白の外壁はちょっと無いよね〜」「ちょっとこの絵のワタシ、太り過ぎじゃない?」なんて文句をたれながら・・・だから全く始末に負えない。
終いには「この北側からの外観の三角屋根の頂点のあたりの部分、空白多くてちょっと寂しくない?なんかひらがなで大きく“ゆ”(クリック!)って明朝体で入れたくなるスペースだよな〜。温泉マークでもいいけど♪」なんて言っちゃっていた。
W辺さん・・・ゴミンネ・・・である。

そんなこんなだが、怠け者にも働き者にも平等に時間は過ぎ去っていく。
あ!!!!
っというまに1/10・・・打ち合わせの前日になってしまっていた。

「とりあえず・・・なんかしとかないとまずくない?」
息子が寝たのは夜の11時を少し回った頃だった。
「で・・・ナニやればいいの?」
とりあえずそれがダンスでないことだけは確かである(とりあえずスピーカはONですよ!・・・クリック!)

さしあたってボクラは、今持っている最新版の平面図と建物詳細見積を細かく見て、一つ一つ…細部がどうなるかわからないものや、疑問点があるもの、これはこうならないか・・・?というようなもの、その他・・・例えば『この工事費って一式○○百万ってなってるけどこれってナニよ?!ブルーシート○○屬辰討匹Δい算出よ?!』というところまで、平面図や見積にこまかーく書き込んでいった。

平面図は玄関を皮切りに、頭の中で自分が歩くことを想像しながら『あれ?ここのケコミ(クリック!)の高さってどうなってんだ?』とかを話し合いながら、疑問点や希望を書き出していけば済むのだが・・・

見積はそう簡単にはいかない。

各パーツの金額が各部屋ごとに分けられて記載されていれば、読んでいくのも簡単なのだが・・・
実際は内部造作/外部造作/電気工事/・・・と、言う風に工事ごとの区切りでまとまっているのである。
「あれ?この部屋のこのドアは見積でいうとどれに該当するんだ?このサッシはイクラだ?フローリング○○屬辰董△匹海鮃膩廚垢襪箸海Δ覆襪鵑澄」
などと四苦八苦していきながら、ボクラはチェックをしていった
(既に妻は途中で『もういいんじゃない?』なんて感じだったのだが、少々ノッテキタ僕が中途半端に終わらせるのを拒みながらの強行軍であったことは否めない・・・)

「やばい・・・そろそろ眠い・・・」
僕が目をこすった時、時計はすでに朝の5時半をまわり、空はそろそろ訪れる夜明けの準備をしていた。

所沢に10時・・・日曜の朝の航空公園あたりの渋滞を鑑みれば9時頃家を出るのが無難・・・とすれば8時には起きる必要がある・・・

「寝たら・・・絶対遅刻するだろうね・・・」
ボクラは徹夜で打合せの場所向かうことを暗黙の了解で決め、お互い“家のデザイン雑誌”を片手に、妻はソファーに、僕は床に横になった・・・・・・

・・・・・・のであった・・・・・・・・・・・・・・・・

「だから途中で諦めて寝ればよかったのよー!!」

案の定・・・ボクラはそのまま・・・『ちょっぴり・・・目でも瞑ってみようかな〜♪絶対寝ないけど♪』なんて言いながら寝てしまい・・・

9時半頃、息子を妻の実家に預け、
「いや〜ちょっと渋滞に嵌まってまして〜♪30分くらい遅刻しちゃいそうです〜えへへ〜」
とW辺さんの携帯電話に電話を入れながら、車でミサワホーム所沢支店にあたふたと向かったのであった。

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1月11日(日曜日)

ミサワホーム西関東の所沢支店に来るのは初めてのことだった。
誰もいない打合せ室(クリック!)には様々な家を作るパーツが置いてあった。

「そこのテーブルにインターホンがあるけど、もうW辺さん呼ぶの・・・押していいのかな??・・・それにしても・・・なんでお客さん誰もいないんだろう?」
妻が眠そうな声で聞いた。
「もっと大きな家を建てる人は、逆に設計士さんが家に来てくれて打合せするんじゃない?」
僕も眠そうに、なんとか“気の利いた”答えをしようとしたが、なんだかあまりに “自虐的” なだけだった。

ふと・・・
壁に目をやった僕は、その掛けてあった色紙で留まってしまった。

特殊漫画雑誌・・・今は無き『ガロ』(クリック!)に連載していた漫画家で・・・今ではは “変なタレント” と言った方が一般の人にはわかりやすいかもしれない蛭子能収(クリック!) (・・・そして人とナリはこちら・・・クリック!)が旧サイサンミサワホームにプレゼントした色紙(クリック!)であった。

僕が高校生の頃(もう20年近く前になるのか・・・ビックリ!)、時代はバブルで浮かれる前のスカスカの80年代と記述されることもある時代である。

Boowy(暴威)はまだ新宿のロフトで100人程度のオーディエンスの前で演奏していた。
実は大江慎也(クリック!)のルースターズの方が、アンダーグラウンドシーンでは人気バンドだった。
宝島はまだ小さな版型だった。
ビックリハウス(クリック!)もまだ健在だったと思う。
YMOの落とし子達(クリック!)が音楽のみならず、ファッションの世界やアートの世界まで、その活動の幅を広げていった。

ニューウェーブとかマイナーなんて言葉がもてはやされ、その流れで“自分だけはこれがいいと思う”みたいな感覚がカッコいいとされ、蔓延していた。
アイドルの世界ですら、チェッカーズや吉川晃司といった、ちょっと意見のある異質なヒトタチがムーブしつつあった。

そんな中で、グランドホッケーなんていう・・・神奈川県に部活のある学校が3校しかないようなマイナースポーツをやっていた僕は、ライブハウスでのロックンロール(ストリートスライダーズとかとか)テクノポップ(サロンミュージックとかとか)ガロ系の漫画やイラストレーション(湯村輝彦とかとか)にはまっていた。

そんな好きだった物や人の中で、僕がいくら『この人天才だよ〜』なんてふれまわっても、どうしても友達だれにも同意や共感を得なかった人が“蛭子能収”だった(逆に僕の好きだったもう一人、丸尾末広(クリック!)なんかは非常に共感を得て、クラスで彼のマンガがブームになったこともあったっけ)

今思い返せば、あの頃そんなもんと部活に注いでた情熱の何分の一かだけでも、コンピュータにでも注いでいれば・・・もっと大きな家が何の心配も無く建てれたかもしれないな〜と“ちょっぴりだけ”後悔もあったりして♪
(実際・・・僕の高校時代のクラスメートで、いっつもポケットコンピュータ(ポケコンとか言われてましたね)を弄っていたアニメのミンキーモモ(クリック!)が好きだったA君・・・あの頃は僕らに馬鹿にされていたけど・・・大学時代にPCゲームで当てたらしく・・・誰がが横浜の道をフェラーリで走っているのを見たらしい・・・)

まあ、そんなこんなかんなちょんな〜♪と、いう思い出が心には去来していたのに・・・
「はいはい、ボーっとしてない!もうW辺さん呼ぶよ!」
と、いう妻の一言で一気に現実に戻される僕だった(でもこの色紙のせいで、ミサワホームの好感度が僕の中でかなり上昇したことは確かであった♪)

ボクラは『サムライ様』と書かれたプレートが置いてある丸いテーブルで待っていた。
「あの人が設計さんかな?」
僕らがイメージしていた設計士さんとは“かな〜り”趣の違う・・・なんか・・・30代中盤で髪の毛はオールバック、パリっとした濃紺のスーツに赤いネクタイの、決して外資系ではなく…“日本の銀行マン”的な人がW辺さんと一緒に2Fのデスクから降りてきた。
「どうもどうも〜資金課のT中です」

そういえば、設計打ち合わせの前に30分くらい時間を割いて、資金課の人間を紹介したい・・・と前にW辺さんに言われていたのをすっかり忘れていた。

僕はT中さんとの打ち合わせで、
例えば現状の見積の建築費で、テラスやカーテンなどに関する費用をはずしたときの土地建物その他代金・・・を総合計とした時、大きく3パターンくらいで財形住宅融資と住宅金融公庫と会社の融資の比率を変えて返済計画プランを出し、そのそれぞれの時の融資に関する諸費用やつなぎ資金、団体信用生命保険(僕が死んじゃったときに住宅ローンがチャラになる保険ですね)、火災保険(住宅金融公庫で融資を受ける場合、これが民間に比べてとても安いんですよね〜)を含めて、月々の支払いを比較したいんですが・・・
という要望を出した。

大まかに、5年固定の変動金利である財形住宅融資の比率を決めていきたかったのである。
そしてT中さんとは次週に式の展示場にてまた会う約束をした。

「ではW辺をお呼びいたしますね〜」
「はあ”????」
てっきりW辺さんのギャグかと思った。

そして5分後、2Fから営業のW辺さんと同姓の設計のW辺さんが降りてきたのであった!

ちゃらららららら〜ん♪♪
ボクラの頭の中には『ビフォア・アフター』の匠登場!のテーマが鳴り響いた。
ついに!ついに!ボクラと一緒に歩んでくれる設計士様のお出ましか!!!

ボクラの前に現われてのは、小さく痩せた・・・どの強い大きなメガネをかけた(少なくとも僕よりはかなり)若いザンギリ頭の人だった。
『のびたく〜ん!会いたかったよ〜!!』僕は危うくそう叫びそうになった。

この文章を書いている今は、実は上棟確認が終わって数日後である。
設計のW辺さん(ボクラはいつの頃からか、営業のW辺さんと区別する為に、彼をシロウと呼ぶようになっていた)はその上棟立会いにもわざわざ1時間以上電車を乗り継いで来てくれた。
彼は凄く緻密で・・・しかも非常にボクラの意見を尊重しながら設計作業を進めてくれた。
最初『のびたくん』と思ったことが申し訳ないくらい、今では彼に感謝している。
ミサワホームの場合、ポイントポイントでお客様アンケートなるものがあるのだが、その際の『これは良かった〜と思うことはどんなことですか?』という設問には、ボクラは必ず『設計のシロウが最高でした!good!!』と書くことにしている。

話はまた過去にさかのぼり・・・

とにかく、シロウとのファーストコンタクトはそんな感じだった。

「まずは、いろんな詳細の打ち合わせに入る前に、ボクラがよくわからないことを図面や見積でチェックしてきたんですが・・・それをクリアにしてからでいいでしょうか?」
もちろん♪・・・という感じのW辺さんとシロウの笑顔を確認し、ボクラは昨夜〜早朝にかけてチェックした資料一式を机の上に出した。

青いインクで真っ青に埋め尽くされた資料を見て、一瞬W辺さんの顔が固まった気がした。
「いつもいつもちゃーんと準備をしてきていただいて、本当にありがとうございます〜。なんでも設計のW辺に聞いて下さい。しかも彼は設計の前は数年間現場監督もやっていましたので、かなり細かいところまで答えられますので。
で・・・申し訳ございませんが、私はチョー――ッと別のアポがありまして・・・ここで中座させていただきますが、後は設計のW辺と宜しくお願いします〜」

W辺さんはそう言い残し、帰っていった。
「えー。W辺さん・・・行っちゃうの〜?」
わりと人見知り気味の妻が不安そうな顔をした。

そんなこんなでボクラの質問タイムが始まった。

様々な部材の高さやどんな感じか、今見積もられている洗面所やお風呂ってどんなのか、ルーフバルコニーの壁の計上や高さ、網戸について、引き戸かドアか、配水管の口径や厚さ、窓は大きく出来るか否か、ダイニングに階段があって寒くないか、手すりの形状や長さ、太さ、洗濯機のサイズ、和室の地窓の防犯上の安全性、お風呂のミラーの形状、車の泊める場所・・・動かせない壁はどれか、・・・・・・

などなど、ここに列挙したものの10倍くらいの質問をボクラは投げかけた。

お昼ご飯をはさんでも質問コーナーは続き・・・時計は4時を少しまわっていた。
一通りの質問を終えたころ、ボクラはお互いで時計を見てビックリ!した。

そんなわけで・・・この日はなんにも決まらなかった。
唯一決まったのは、屋根の形状だけだった。

当初ボクラは屋根形状を寄棟(クリック!)にするか切妻(クリック!)にするか悩んでいた。
上村さんには『どちらでもいけると思いますよ〜』と言われていたからだった。
ところが、シロウはこう言った。
「絶対このフロアプランとサムライさんの分譲地ならば切妻にした方がいいと思いますよ〜。なぜなら寄せ棟だと端っこの天井高が勾配天井にしてもかなり低くなっちゃいますよ〜。北側斜線規制(クリック!)に引っかからないんだから、絶対切妻がいいですよ〜。」

なぜか判らないのだが、その正直な物言いがボクラの寛容性と受容性を刺激したのかもしれない。
ボクラはあっさり、シロウの言うとおり、屋根形状は切妻にしたのだった。

さすがに、今日はボクラが喋りすぎたかな?とも思った。ほとんど寝ていない為に、少しハイな状態であったことは間違いないだろう。
それにしてもシロウはよくボクラに付き合ってくれた・・・と今でも思う。

実際ボクラがこんな質問を初回にしなくても、シロウは打ち合わせの流れの中で、事細かにボクラに説明をするつもりだったと思うのだ。
まさに勇み足!!という感じではある。
それでも彼は、事務所にあるものはすべて実物を見せてくれながら(時には倉庫に行って探しながら)、ボクラの疑問に答えていってくれた。

次の打ち合わせは1/24日となった。
少しだけ、顔に疲労感を漂わせたシロウが言った。
「今回のようにまた1週間考えて、判らないことがあったらまた次回も言ってください。また電話でもファックスでも結構です。すぐにわからないこともあるかもしれないので、事前にファックスとかで伝えてくれたら調べておきます。
次の打ち合わせは、今度は僕から今の設計がどうなっているか、そしてどこに窓がついてどうなっているか、その他設備はどうなっているか・・・などをお話します。その中でいろいろ決めていきましょう」

ボクラが席を立つと、シロウも立ち上がった。
華奢なため、シロウは僕の半分くらいしかないような感じだった。
でもこの6時間近いやり取りで、僕は彼への信頼感がぐっと増していた。

「ボクラの進行・・・遅すぎてやばいですか?」
帰り際、僕はシロウにそう聞いた。
「いや〜・・・早い人はもう一日目でかなりのこと決めちゃいますけど・・・でも遅い人はまったく進みませんし・・・でも納得して作られるのが一番いいと思いますよ。僕もあとから『これは違う!これじゃイヤだ!』っていわれるのは一番困るし・・・。
だから僕の設計図は細かいことでもなんでも書いていくんです。高さなども最低の場合何センチまでしか取れない・・・まで落とします。パイプスペースやそれ以外の施工上必要なスペースも極力図面に書いていくようにします。上棟確認にも極力行くようにします。
その時点その時点でサムライさんが納得して進められれば・・・別に時間のことは・・・僕はあまり気にしてませんよ〜」

ちなみにもう一つシロウに聞いたことがあった。
やはり、蛭子能収は所沢にてミサワで家を建てたらしい。・・・とんでもなく大きな家らしい・・・。

息子を迎えに妻の実家に行った後、いつものように1階のレストランで食事をご馳走になり、夜10時頃家に戻ると、W辺さんから一枚のファックスが届いていた。

“今日は途中で抜けてしまい申し訳ございませんでした。
また、いろいろ細かく図面や見積を見てきていただいてきていて、本当にありがとうございます。
私はサムライさんの、青ペンがいっぱい描かれた図面を見たときは、本当に嬉しかったです。
今後とも宜しくお願いします。そしていい家を建てましょう!”

・・・・・・・・・

まったく・・・ツボを心得て・・・なかなかやるじゃないか!営業さん!

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1月16−17日(土曜日)

この頃になると、すこし仕事が忙しくなってきた。
しかも、広告関係の専門誌論文を依頼されてしまい、そちらの方でも業務以外に時間が取られ、平日に家のことを一生懸命考える・・・なんてことはちょっと難しくなりつつあった。

そんなわけで
「まだ時間あるからいいかあ・・・」
と、すっかり家のことを考えない日々が続いていた僕だった。

1/16(金曜日)は朝イチから人間ドック(クリック!)に行くため、会社は代休を取っていた。
アメリカで・・・テキサスステーキ(クリック!)ですっかり太った体を・・・自覚はしているのだが・・・数値的にどのくらいだろう?ということを確かめてみたかったのだ。
幸いにも会社が契約している人間ドックは無料で受診することができた。
しかも予約した人間ドックは、被検診者には一人づつ“若い女の子”の担当が付く・・・と、いうことでちょっぴり楽しみでもあった♪

「人間ドックが終わった後、ショールームに行きたいんだけど、大丈夫?」
前夜の木曜日、かなり遅く帰宅した僕に妻が聞いた。
「???いいけど?あれ?住宅ローンの件で志木のショールームでミサワさんと会うのは土曜日じゃなかったっけ?」

僕が『うひ〜忙しい!!』と言い訳し、前回のシローとの打ち合わせの反芻などをすっかりサボっていた頃、妻は念入りに各種キッチンメーカーや洗面台メーカーなどのHPを閲覧し、しかも見積上の現在の設備の機能や格好、そして金額を念入りに比較していたらしいのだ。

妻が行きたいと言っているショールームはそういった設備メーカーのショールームだった。
「いろんなもの見て、見積とってみたいの。だって、今見積上入ってるものって、本当に安いレベルのカッコよくないものなんだもん。」

おー!珍しくアグレッシブじゃないかあ!!

たしか・・・、最後の“脳のMR検査”が終わるのは昼食後だと聞いていた。
「じゃあ、僕は人間ドックが終わったら直接大宮に行くよ。だから大宮で待ち合わせよう。
ひょっとするとミサワホームさんのほうが、直接ボクラがメーカーに見積もりを取るより、帳合とかあって安い場合もあると思うんだ。
でも、そういえばボクラ、設備とかに希望を出す…っていう凄く当たり前のことを忘れていたね。下手すりゃ安いかも知れないしね。よし!行こう!」

人間ドックの場所は渋谷の松涛にあった。
眩いばかりの高級住宅街である。
後はMR検査だけを残した僕は、『なんかの参考になるかな〜』と、昼飯もそこそこに松涛の住宅街をぶらついてみた。

…参考になりゃしない…(クリック!)

とりあえず、今僕の乗っかっている人生のレールでは、この場所にこんな家(クリック!)は建てれないだろうな〜・・・と、寂しくなるだけだった♪

「さて、どこにいく?」
大宮で待合せたボクラは、インターネットから打ち出した地図を見ながら言った。

相変わらずこの辺の詰めが甘いのがボクラである。行くところをパシっと決定することがおぼつかない…。

と、いうことで今日は、なんとなく聞いたことがある設備メーカー・・・と、いうことで『イナックス』と『TOTO』のショールームに行くことにしてみた。

まあ、とりあえずこの行為に実がなくてもいいのである!まずはこの“家を建ててる感”…“やってる感”が大切なのだよ!

イナックスの大宮ショールームはなんかジミ〜な感じで・・・くるっと見て、すぐに出てきてしまったのであるが・・・さすがTOTO!!(クリック!)
ため息が出るほどの最新設備(妻談)がたくさん揃っていた。

…キッチン、洗面台、トイレ、お風呂・・・

こんなことを言ってしまってはいけないんだろうが…男にとってはあまり感心のないもの…が揃っていた。
『ご飯が作れればいいし、顔が洗えればいいし、用を足すとき狭くなければいいし、息子と二人で入る時に今よりも狭くなければいいし・・・』くらいなもんである。
だいたい、住んでしまえば設備の一つ一つの細かい点なんて、そんなに気にならないんじゃないか?
『実際今済んでるとこの風呂の色がなんだったかなんて思いだせないぞ〜!』ってな感じではあった。

そんなわけで、一生懸命説明を聞いたり、要望を伝えてプランや見積を作ってもらっている妻を尻目に、僕と息子は『うひ〜ひろいね〜』なんてお風呂に入って見たり、トイレにまたがって見たりして遊んでいた。

「パパ、パパ!!これじゃあ僕、お顔しか入れないよ〜」
なんていう息子(クリック!)はそんな遊びの一部である♪

そんな僕でも今回の設備系ショールーム探検でいくつかわかったことがあった。

お風呂は1.5坪タイプもいいかな〜なんてことも思っていたのだが、いや〜1.5坪タイプのユニットバスにすると高い!
○十万簡単に変わってきてしまう!しかも浴槽が広いってことは水代も高くなる!
『しかもこれからそのお風呂の分の図面を変える面倒を考えても、お風呂は現状の設計通り1坪で考えておいた方が無難だな〜』ということである。

そしてトイレにもいろんな種類があること、そして今のトイレはほとんどがウォッシュレットがついていることを知った。
『これ、どう見てもウォッシュレットだけ後からホームセンターとかで買ってきて、自分でつけたほうが安上がりなんじゃないかなあ〜』とも思ってしまった。

洗面所に関しては少々『ムム?』と思ったことがあった。

今の見積上で、ボクラの洗面台はワイド75センチのものだった。…ごくごく普通の…といっても過言ではないだろう。

TOTOのショールームには75センチからはじまって、1.5メートルくらいあるものまで様々なサイズのものが並べてあった。

ワイドが広いのがいい♪

それは妻も同じ意見だった。
ダラスにいた時、その非常に中流なアパートの洗面台は天板がフラットでしかもワイドが非常に広く、そして大きな鏡がついており(ちょうど良くあるアメリカンタイプのホテルみたいなやつですね♪)、顔を洗う時など非常に気持ちが良かったことを思い出した。

なんとなくシロウには、
『サムライさんの洗面所は一坪正方形の大きさですが、お風呂への導線上洗濯機が横に来ると思いますので、ここは75センチワイドの洗面台にした方が無難ですよ〜。しかも引き戸ですので、そのフクロ分もスペースが必要ですしね〜』
なんて言われたかもしれないなぁ・・・
と、かなりうろ覚え状態だったボクラは、TOTOの人に図面を見せて、『はい。洗濯機のパンを64センチ角にすれば入りますよ〜』なんて言葉を聞き、すっかり盛り上がってしまったのであった。
「引き戸のフクロの部分とかその他はなんとか設計で上手くやってもらおうよ!せめてワイド90センチの洗面台にしよう!」

最後に・・・妻は知っていたのだろうが・・・僕にとってはとんでもなくビックリすることがあった・・・。

この文章を読んで頂いている方で、もしこれから家を建てる予定のある“お父さん”であれば、これは知っておいた方がいい。

キッチンってビックリするぐらい高い♪

しかも、引き出しが一個ついたり、引き出しの開閉がスムーズだったり、電気コンロがついたり、食器洗い機がついたり・・・それどころか天板や表面の材料や色がちょこっと変わっていくだけでも、平気で十万円単位で高くなっていくのである。

「単なる箱なのに、エンジンやカーステがついてる車が買える値段ジャン!!」
僕はすっかり“横浜弁” (クリック!)で驚いてしまった。

そういえば、いつの間にかボクラの現状の見積では、食器洗い機がなくなり、変わりにIHヒーターが入っていた(らしい)
「IHヒーターじゃなくていいから・・・食洗機つけて・・・ガスコンロはガラストップのやつにしたいなあ〜」
妻が言った。・・・が僕にはギリシア語のようだった。
『まあ、とりあえず全部希望通りで見積もってさ。最終予算で判断しようね〜♪』くらいが、その時点で僕の言えるギリギリの“物分りのいい振りをした旦那さんとしての姿勢”だった。

ショールームから帰った僕は、家の洗面所でイソジンでうがいをした。
勢い良く口をすすぎ過ぎたため、イソジンの茶色の水が洗面ボウルにあたって、床を汚した。
イソジンを使うとよくわかるのだが、生活する上で水というのは意外に良く飛び跳ねているもんである。
「見てみて〜♪やっぱり大きな洗面台のほうがいいね〜♪」

かなり“無邪気”に妻に見せたつもりだったのだが・・・、 「早く掃除してよね!!」
と・・・“あっさり”怒られてしまった♪

翌日、僕らはファイナンスの打ち合わせでミサワホームの志木住宅展示場にいた。

資金課のT中さんが提出してくれた現段階の見積での資金計画表は(最近値上がりをした公庫の火災保険料などに若干間違いはあったものの)良く出来たものだった。
「まあ、最終的な借入額の決定とかは、結局・・・設計打ち合わせが終了して、最終の見積が出てからのもんですからね〜。でもだいたいこの指針で行こうと思います」
このパターンで住宅金融公庫と財形住宅融資、会社の社融資を分配するとしたところの総額(ようするに今後の設計打ち合わせでの建物予算の目標値) が見えてきた僕は概ね満足だった。

「ところで・・・」
僕はT中さんに“こっそりと”聞いた。
「例えばこの融資に関する諸費用ってかなり積み上げていくと高額になっていくんですけど・・・。これってなんか僕が出来ることで“テクニック”を駆使する感じで・・・“少しでも”安く出来る方法ってなんかないんですかね〜?」

僕のいきなりの質問にT中さんは一瞬窮した気がした。そしてW辺さんと顔を見合わせていた。

どうも・・・この“家を買う”っていう行為は人を大きな気分にさせるのに充分な行為らしい。
普段何の気なしに使っているドアや・・・お風呂や・・・それどころかタイル一枚まで・・・・
工事代や手間賃まで含めれば、結構いい額になることを認識し、『いままで無遠慮に使っちゃって、“家”くん・・・ごめんね♪』と、我が家や20年前の反抗期に蹴っ飛ばした実家の壁に対して反省をし、思いを新たにするにはいい機会ではある。

ところが、それは十分認識しつつも・・・逆に“家くん”・・・特に新しく建てようとしている“家くん”に対しての思いが深くなりすぎて、どうもそれに当然のように付随する“お金様”に対する思いに勝ってしまいそうになることが、しばしばあるのである。

ドア一枚10万円〜・・・でもこっちのデザインの方がカッコいいから・・・20万円〜♪イッツア・ディール!・・・って簡単に決めてしまう感じである。
だったら何で普段は数十円安い八百屋さんにいってるのか???・・・って自分が不可解になってしまうのである。

当然、そんな施主様の心情をW辺さんもT中さんも、もう日常のように見まくっているだろう。
彼らの口ぶりにもたまにそんな気配を感じることはある。
『これをちょこっとこうすると○万円くらいアップですね〜♪●万円くらいダウンですね〜』てな軽―い感じである。

『とりあえず、ここらで一回・・・自分の雰囲気を自分のためにシメテオコウ』といった気分も手伝って、僕は上記のような質問をT中さんに投げてみた。
・・・結構キビシインすよ〜。一円でも安くなるのは嬉しいボクラなんですよ〜・・・てなアッピールである。

「サムライさんの場合・・・公庫と財形融資ですし・・・例えば様々な書類を全部ご自分でやったからといって下がる金額はほとんどありません。営業が代行していろいろやるのは、ほぼサービスですから。

但し・・・例えばですね・・・
この住宅金融公庫の融資○○○○万円のためのつなぎ融資・・・これをもし利用しないで融資実行(引渡しの2ヵ月後くらいです)までのつなぎ資金(着工時や上棟時、引渡し時に分割して支払う建築資金)を全部ご自分で賄えれば、つなぎ融資分預かり金の○○万円がまずいらなくなりますよね〜。

さらに・・・
おおよそ60万円の火災保険料や保証料等をミサワは公庫の場合預り金として上棟時に請求します。
これももし、つなぎ融資を使わなければ、融資実行時にその分が公庫によって差っぴかれて融資されるだけですから、ミサワは預からなくていいことになるんです・・・」

つまり・・・である。もし僕が住宅金融公庫の融資分、○○○○万円を一時的に・・・着工から融資実行までの半年程度・・・手配が出来れば、それは○○万円のお得!になると同時に、預かり金の60万も支払いを数ヶ月遅らせることが出来るのである。
その手配したお金は融資実行後、差っぴかれた60万を自腹で加えれば相殺!!というわけである。

「ありがとうございます・・・。十分検討させていただき・・・極力、実現の方向で考えていきます(ニヤリ)
別に悪い事の相談をしているわけではないのだが、なんか裏技!!的な香りにグッと反応してしまった僕は少々嬉しくなってしまい、まるで出来そこないのジェームスボンドのように含み笑いをした。

「よろしく・・・検討してみてください(ニヤリ)
T中さんは指示を与えるデスラー総統のようだった。

その日、我が家はミサワホームから新品のファックスの機械をもらった。
これからいろいろと細かいことで質問や要望が多くなるだろうから・・・と、ファックスの無い我が家へのプレゼントらしい。
有難いことである。

「じゃあ、次は1/23日ですね〜。すいませんが私は別のアポが入ってましていけないんですが・・・シロウがお相手させていただきますんで〜♪」
さすが志木営業所でのトップセールスを誇る営業のW辺さん。 “釣った魚”の設計打ち合わせにはもう参加しないらしいな。
・・・そんなにこやかなW辺さんに、僕は近づいていってこう言った。
「まあ年度末が近づいてきて・・・忙しいのはわかりますが・・・ちょっとはうちのことも気にかけて下さいね〜。いろんな部署の担当者が次々と出てくる中でも・・・妻が一番頼りにしているのはW辺さんなんですから。たまには顔出して状況確認くらいしてよね〜。」
僕は肘でW辺さんをちょんちょんつつきながら言った。

もちろん冗談である。
ミサワホームのディーラーの営業マンは買った人、もうすぐ買いそうな人、買わせようと仕掛けている人を含め20名以上を担当しているらしい。
そんな丸一日費やす設計の打ち合わせにすべて参加していたら体がいくつあっても足りないはずである(しかし・・・それにしてもW辺さんはこれを境にほとんど地鎮祭まで顔を見ることがなくなったが♪・・・そういえば上棟立会いの時もボクラとシロウと現場監督だけだったなあ・・・)

「せっかくファックスも頂きましたんで・・・何かある時は、ファックスはそれぞれの担当者に入れていきますが、一応W辺さんにも同じもの必ず入れますから。目だけでも通してくださいね♪」

『当然ですよ〜』なんて言いながら。、少し弱腰になったW辺さんに僕は試しに言ってみた。

「ところで・・・ボクラの親戚と友達にカーテン屋さんがいまして・・・おそらくカーテンはそこから買うことになると思うんで・・・インテリアの打ち合わせの時に必要とかそんな話しではないんですが・・・

記念に・・・ミサワホームの展示場にあるような・・・我が家の立体模型ってもらえないですかね?」

とりあえず、何でも一回は恥ずかしがらずに言ってみるもんであるね♪。
見事、
「わかりました。作るのに結構時間がかかりますんで・・・お引渡しの時のプレゼントとして用意させていただきますよ♪」

す〜ごく喜んだ僕は妻に言った。
「立体模型さあ、玄関かリビングに飾ろうよ!!」

・・・ 「蔵で・・・いいんじゃないの?」

どうも女ってやつは・・・男のロマンがわからないもんである。

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1月24日(土曜日)

立体模型がもらえることになり、大喜びの僕だった。
「な〜んかこれで、家の細部の設計や窓の位置なんかも、相当真剣になっちゃうね〜」

な〜んて言ったら
「立体模型のために設計してるんじゃないのよ〜!」

だって・・・だって・・・。実際に建つ家は大きくて、ちゃんと見れないじゃん。立体模型で初めて自分の目で全部を俯瞰で見れるんじゃン・・・。カッコイイジャン・・・

そんなわけでボクラはまたもや息子を妻の実家に預け、ミサワホーム西関東所沢営業所の打ち合わせ会場・・・シロウの前に雁首をそろえてチョコンと鎮座(クリック!)していた。

この日は、前回予告があったように、シロウから現在の見積られている図面上の細部について、具体的に説明してくれる日だった。

昨晩はPCメーカーに勤める友人と久しぶりに会い、僕はちょっと二日酔い気味だった。
その友人は、サラリーマンをしながらポップスバンド活動を続けており、数年前から中国語で歌えるボーカルの女性を抱え、地道に活動をしていたのであった。

ところが人生とはひょんなところに何が在るかはわからないもので・・・
秋葉原のとある小さなライブハウスでのライブを、中国との国際交流を行っている政府関係の人が偶然訪れてから人生は変わり、今では2ヶ月に一回くらい、中国で数千人規模のコンサートを行っているらしい。
(彼は年休を使って、会社には内緒でコンサートに出演しているようだ)
中国政府のお墨付きの為、通常の日本アーティストが必ずぶち当たる、中国公演における壁もいとも簡単に通り抜け、今では中国の一部(重慶など)ではかなりの人気を誇っているらしい(クリック!)

日本ではまったく無名(と、いうよりただのサラリーマン)・・・なのに、中国では人気者・・・
「これは僕の広告のフィールドとかとジョイントすれば、いいビジネスになるんじゃないか?」

そんな話しですっかり新橋の中華料理屋で盛り上がってしまい、帰宅したのはもう零時を回った頃だったのだ。

妻が・・・ちょっと怒り気味で僕の帰りを待っていた・・・。
「明日のミサワホームさんとの打ち合わせの前に、ちょっと整理しておこう♪」
・・・まさか・・・『もう眠いから・・・』とは言えず・・・。

と、いうわけで

僕らはまず、シロウからの説明の前に、ちょっとだけ気になった点や要望を伝えさせてもらった。
「今日のは前回のように丸一日もかかるもんではありませんので♪30分くらいでチョコチョコっと喋らせてもらいます〜♪」
と、僕が切り出した内容を2〜3紹介すると、次のようなものだった。

■ルーフバルコニーについて:ベランダの壁の高さは今住んでいるマンションと同じにして欲しい。また、ベランダの奥行きであるが、予定通り180センチは欲しい。
もし、南側から向かって右側の子供部屋(ダイニングの上)の前についているバルコニー部分が奥行き90センチしか取れないなら・・・
『そこはいらない♪主寝室と階段踊り場の前・・・つまりリビングのルーフ部分だけでいいです』

(いずれにしても北側の子供部屋にはバルコニーはつかないしね。子供部屋前のD90のバルコニーなんて、いずれ“タバコをこっそりふかす場所”くらいにしか使われないしね♪)
お〜これはきっとかなりのコストダウンに繋がるよね〜♪

■洗面台はワイド900以上でお願い!なんとかして頂戴!しかも夢は無理を承知で言えばこんなの(クリック!)。鏡も大きく付けたいの!色は真っ白がいいの!洗濯機パンとか排水パイプなんかを工夫して・・・なんとかお願い!でもそんな高いお金は出せないの。なんかいいのないですか〜?

■昨日気付いたんですけど・・・今の図面には蔵のH(高さ)が1100って書いてあるんですが・・・ショールームとかのって1400ですよね〜。これって我が家も1400に出来ないんでしょうか?
僕・・・身長が高いもんで正座すると111センチくらいあるんですよね〜。
もし高さを変えるとすると・・・お幾ら万円くらいアップしますか?

その他、家庭内LAN配線の件や、トイレのサイズ、お風呂にワイドミラーつけたい、どこかの窓にはステンドグラス入れたい、とりあえず1Fの大きな窓全部を電動シャッターにしたらいくらぐらい?、
玄関ドアってどんなのがあるの?シルバーのドアか濃い木質っぽいドアかで悩んでるんですが・・・、床暖房はリビング全面だけでもいいですが・・・、
ダイイニングの南面の大きな庭につながる窓は“バカー!!っと風をいれて”冷麦でも食べれるように大型のフレンチドア(ようするに巨大な観音開きですね)にしてみたいんですが・・・

などなど、
「お前らそんなに金ないだろ〜!!!」
と、シロウがいつ口に出してもおかしくないほどの、“楽しんでやってる施主”を演じていたボクラであった。

この話し合いの中で、ボクラの建てようとしている家が、ミサワホームの商品カテゴリーでは『O-タイプ 蔵 G-スタイル』ということもはじめて知った
(普通の人はこのミサワの商品群(クリック!)から、まずは商品を選び、それを自分の好みや土地の形状などに合わせてカスタマイズしていくらしいのだ。ボクラが『ところでボクラの家は何になるんですか?』と聞いたとき、シロウは???って顔をしていた。)
これはO-タイプというスタイル(基本的には田の字のように間取りを作っていくスタイルらしいです)に蔵があり、かつミサワのオリジナル樹脂 M-wood(クリック!)造作を施したものらしい。

そんな話をしていった後で、『実はこの前初めて、キッチンなんかのショールームってモノに行ってみて・・・とりあえず見積もりなんかも家に送ってもらうことになったんですが・・・まだ届かないんですけど。で、一体何をどう見ていけばいいのか・・・どんな要望を出していったらいいのかいまいち良くわかってないんですよね〜。』と、伝えてみた。

シロウは現在の入っているキッチン・ユニットバス・洗面台設備の詳細なカタログを持ってきてくれて、その細部にわたる形状や機能、そして部屋の間取りから考えた有効スペースなどの話を事細かにしてくれた。
そのうえで、
「ミサワホーム西関東ではキッチン、お風呂設備関係は、もしミサワ純正商品がイヤだったら、松下電工、クリナップ、サンウェーブが掛け率(値引率)がいいです。トイレはTOTOとかINAXですけどね。また、気をつけて欲しいのは、ミサワ純正品は工事費が価格に含まれていますが、他メーカーの価格は工事費が含まれておりません
ですので、いろんなところを見回った上で、気に入った設備やそのプランがあったら、ミサワホーム西関東の私の名前を出して頂いて結構ですよ。そしたら、彼らはミサワへの業者値段で見積を私宛に出してきますので、それでこちらで見積をご提出しますよ。」

ちなみに先週見回ったショールームにも、シロウは電話をして、『ミサワに見積を出すように』と言ってくれるらしい。

おそらく・・・
もし本当に自分でリスクを背負って安くやるんであれば、工事も含めてすべて施主支給にしてしまうのがいいのであろう。

また、工事だけを依頼・・・なども考えられるが、それだとミサワの利益も非常に薄く・・・逆に工事費が高いものになったり納品のスケジュール管理が面倒だったり、保障の面でも責任の分散が起こってしまうだろう。

安くでいいものにはしたい・・・。
でもそうはいっても水周りである。家作りの中では非常に面倒な部分の一つである。
そこまで僕は自分でリスクを背負うのは面倒だった。

そんなこんなで、やっぱりシロウのパートに入る前に、お昼の時間になってしまった。

僕はシロウに言った。
「あのー昼ご飯食べたら少し、所沢の住宅展示場(クリック!)のミサワさんの家を見てきていいでしょうか?
これからおそらくいろいろ窓やフローリング・・・・・・等々の細かい点をご説明してくれるんだと思うんですが、その前に一度実物を参考に見ておきたくて・・・。実はボクラ、所沢の展示場は見たことないんです・・・。」

・・・と、いうわけで二時半に打ち合わせ再開!ということで僕らは昼食(ここのラーメンは美味しかったです。名前は忘れましたが所沢駅近くの櫻なんとか・・・という、なぜか日本庭園のある“変わった”ラーメン屋さんです(クリック!)後、所沢の住宅展示場へ車で向かった。

「もうミサワホームさんで契約済みの者なんですけど〜」
なんて言って入った展示住宅はもう『お客様〜!!』状態で大歓迎。通常うるさく付きまとうであろう営業マンもつかず、説明をしてくれるお姉様と“ゆったり”とした観察の時間を過ごすことができた。

ちなみにこの所沢住宅展示場のミサワホームのモデルハウスは、かなり最近できたらしく、そういった意味では最新の部材が各所に使われており、今設計をまさにしているボクラには、参考にするのに“もってこい”のモデルハウスだったのである。

おー!これが最近出来たミサワ・リーセント・トシルバーのサッシかあ!しかも玄関もリーセント・シルバー色だぁ!(クリック!)
ふーん。やっぱりリビングなんかの巨大な窓の場合は電動シャッターがいいなあ〜♪

意外にリビングなんかもダウンライトだけで照明を施すってのもいいかもしれないねえ〜。しかも今後リビング・シアターなんかにしたりして、プロジェクターを設置する場合、障害物が無い方がいいしねえ〜♪

これよ!これ。主寝室のベッドの頭の部分に、光が入る小窓(クリック!)が欲しいって言ってたのは!

こうやって階段の踊り場の壁にスリット(クリック!)をつけて、風や光の通りを良くするのはいいなあ〜♪
フローリングはこげ茶のほうが渋いなあ・・・。しかも部屋によってはカーペットも捨てがたいなあ・・・。

うーん・・・タイルのテラス(クリック!)はちょっと冷たい感じがするなあ・・・。これじゃ、真夏にビキニパンツ一丁で寝転がれないシナア〜。やっぱり腐食しにくい素材を使ったウッドデッキのほうがいいかなあ・・・。

それともう一つ・・・このモデルハウスの洗面台が非常にカッコよかったのである。

しかも聞くところによると、これはミサワの最新型の純正商品(クリック!)で、まだあまり出回ってないものらしい。営業や設計の現場でもまだ知らない人は知らないだろう・・・とのことだった。
ボクラの夢の洗面台・・・にはまだ少し遠いが、他メーカーに比べても、値段の割にはお得で…しかも形状や色合いも希望に近いものだ!と感じた。
「おー!これいいじゃん!!これもひとつ候補に加えて、シロウに見積りとってもらおうよ!!!」

なーんてことで・・・所沢展示場に行ってみて大正解だったわけである。

「やっぱり、自分の立場や置かれている状況が違ってくると、視点や真剣さが違ってくるよね〜」
妻が大満足そうに言った。
「と・・・言うか・・・。ボクラは今までモデルハウスで何を見てたんだ?」

午後二時半ぴったりにミサワホーム西関東の所沢営業所に戻ると、シロウは既にスタンバイ。ボクラを待っていた。

その後の夕方6時までの打ち合わせは本当に微にいり細に入り・・・の充実したものだった。

風通しをよくするための窓位置検討や窓のサイズ検討、そして今ある家具を配置した時の窓などの高さの検討、
キッチンカウンターや下駄箱などこちらで納品し、現場で大工さんに取り付けてもらうものの作り方や納品方法(まあ詳しくは現場でもう一度、現場監督と・・・ということだが)
バルコニーの手すりやスリットの入れ方の検討、それぞれの部屋やつくりの高さ、出窓や窓ガラスの種類の検討、
外部フードやサッシ、雨樋、シャッターの色の検討、バルコニーに出るドアの採風の検討、雨でも室内に衣類が乾せるような仕組の検討、
5.1Chの壁付けスピーカーなど最後に大工さんに付けさせたいものの希望を出しそこに補強板を入れるかどうかなど、パソコンやテレビの置き方、
フローリングの種類の検討、その他キッチンや蔵の床材質検討・・・、また現在かなりベーシックなもので考えられている外壁材(クラスティングといいます・・・このリンクはホンの一例ですが、何十種類もありそこから選べます・・・クリック!の検討・・・

などなどなどなど・・・・・・・・・・・・・など。

もちろん、保留にしたもの、見積りを数パターン取って貰って検討事項にしたもの、要望を出して出来るかどうかを考えてきてもらうもの・・・等様々な後回しになった検討事項(たぶん…シロウに言わせりゃ速やかな進行を阻害する検案事項だろうね♪)はあった。
ただ、ボクラは・・・徐々に・・・家作りを楽しむようになってきていた。

「それでは見積りなどはわかった物から、随時ファックスなり電話でお伝えします。その場でジャッジしなくても、次の時でもかまいません。
次回の打ち合わせはおもに、内部の話・・・クロスなどの話をしていきたいと思います。」

内部と言うのはクロスやその他もろもろの内装・・・と言う事だろう。
どうせボクラはまたいろいろな疑問や要望が湧いてきてしまって・・・そしてしかも・・・一回、内部・外部の検討が一通り終わった段階で出してもらう事になってる見積りと図面を見て、『どっひゃー!!』ってなことになったら…『いったいこの打ち合わせ、いつまでかかるのよ!!いつ着工できるのよ〜!!』ってなことになりかねない。

「各部屋の壁のクロスの種類ぐらい・・・次の打ち合わせまでにボクラ決めてきちゃいますんで、サンプルを高いのから安いのまで・・・ちょっと多めに貸していただけませんか?」
と、シロウにお願いし、とんでもなく分厚いサンプルブックを数冊借りていくことにした。

次回の打ち合わせは1/29(木曜日)となった。

なんか楽しくなってきた僕・・・。
「よーし!次は年休とって打ち合わせだ〜い!!」
てな感じであったのだ(もう一つの理由は息子を妻の実家に預けるのにも、若干平日のほうが頼みやすい・・・ってのもあったのだが)

そんなわけで、ボクラは足取りも軽やかに、息子を引き取りに、妻の実家へ向かったのであった。

・・・・?と、いうわけで今回の文章は、オチがなく終わるわけである。

まあ、いっつもオチがあるほど毎回ずっこけている僕でもないのである♪

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1月29日(木曜日)

1月28日の夜もかなり更けていた。

「クロスとか、床とか・・・『家で決めてきマース♪』なんて軽く言うんじゃなかったね〜」
ボクラはカーペットとクッションフロアとクロス(壁や天井用)とんでもなく分厚い見本帳5冊を目の前に少々後悔していた。

ちなみに我が家の90%の床はフローリングになる。
そのフローリング(クリック!)の色も濃いものにするか、明るいものにするか、もしくは コアクフロア―(クリック!)という展示場でみた、ちょっぴりポップな感じなものにするか悩んでいた。

家のパソコンで作った表・・・家の間取りや廊下を細かく細分化し、それぞれその部分の床、天井、壁をどうするか?を書き込める表を目の前に置き、僕らは悩んでいた。

とにかく話し合った末、ボクラの中で決めたことは以下の通りだった。

フローリングは濃い目のウォールナットにしよう!
しかも2階の下は蔵だから、そんなに足音とかは気にならないだろう・・・だから今の見積では遮音フローリングになっているけど、普通のフローリングでいいよね♪(コストダウンだ!)

1Fはコアクフローリングにするのもおしゃれかな?一回見積を見せてもらおうよ!

ボクラの家には6畳と9畳の蔵がある・・・。6畳のほうは僕と息子の遊び場にしばらく使いたいな♪
寝転がれるように、カーペットにしよう!

9畳の蔵の方はクッションフロアにしていいんじゃない?膝とかつくことも多そうだし、痛くないほうがいいね♪

洗面所とかトイレの中はクッションフロアでいいよね。・・・キッチンはクッションフロアにした方がいいのかな?これはシロウに聞いてみよう。すごく見積もりが違うようならクッションフロアにしようか?

壁や天井のクロスは白を貴重にした普通のでいいよね♪まあこのベーシックなものの中から決めようよ♪

でもトイレとダイニングの壁だけは、なんか派手なやつにしない?楽しいやつ。
アメリカのお家とかのトイレとかダイニングのクロスが楽しげでよかったんだよね〜。
ダイニングなんかはステンドグラスの照明とかが似合うやつにしようよ!

和室はやっぱり“和”っぽいくロスにして・・・天井は木調にしよう!

ボクラの作った表はこんな感じで次第に埋まってきた。

既に小鳥の声が聞こえてくる時間になっていた。カーテンを開けると、残念ながらもう“日の出”は終わっていた。
『また徹夜かあ・・・』そんな声が妻から聞こえた。

「あの〜・・・ひとつ僕のわがままを聞いてくれないでしょうか・・・」
この少し重く淀んできた空気の中で、僕は妻に言った。
ほとんど埋まった表の中で、6畳の蔵・・・僕と息子の遊び場になる蔵の天井と壁のクロスだけがまだ決まっていなかった。
『ちょっとこれは後で決めようよ!』と僕が“あえて”後回しにしていたのである。

「この6畳の蔵の天井と壁さあ・・・。このクロス使っていいかなあ?」

……………
妻はしばらくそれを眺め黙っていた。そしてアクビをしながら言った。
「……………カラオケボックス・・・みたいだね・・・」

学生の頃の“一夜漬け”テスト勉強の際でも一番眠い時期…朝の6時過ぎだった。
既に妻には正常な判断能力は失われていたのかもしれない(あまりのばかばかしさにこれは議論するだけ無駄・・・と思ったのかもしれないが)
「いいんじゃない?子サムライも喜びそうだし」

と・・・いうことで6畳のほうの蔵は…
真っ青な地に雲が浮いている・・・しかも蓄光塗料が塗ってあって、暗くすると星空になるクロスに決定しました〜。
わーいわーい!!

そんなわけで、今日もシロウとの打ち合わせが寝不足の中で始まっていった。

「蔵の高さですが・・・1100を1400にすると40万円ほどアップしますね〜」
家で考えてきた、クロス類の説明が一通り終わった後…まずはシロウのジャブが飛んできた

一瞬・・・いろんな事を考えて答えに窮している僕を横目でちらりと見ながら妻が言った。
「これは主人にとっては、とてもこだわってる部分の一つですんで・・・ちょっと来週まで検討させてくれませんか?」
おー!我が妻!グッドジョブ!!

さらに・・・シロウが『あまり言いやすい話ではないんですが・・・』と、言う感じでボクラが希望していたダイニングのフレンチドアの仕様と見積を出してきた。
商品はトステムの全開口サッシ(クリック!)というものであった。
このサッシ、若干ボクラがイメージしていた、グワーン!と観音開きに開口するタイプのものとは違い、折戸のようになるものではあるが、“まあまあ”ボクラの希望をかなえる商品である。

シロウが言った。
「このタイプですと・・・良く考えればわかるんですけど・・・シャッターは電動シャッターでないと、閉めれません。まあ、外からまわって閉めればいいんですが・・・それも面倒ですよね・・・。
その電動シャッターも既成のものでは仕様できず・・・オリジナルで作らないといけないんです・・・。

工事費を入れるとだいたいこのくらいの見積になってしまいます・・・」

ボクラはシロウが出してくれた見積をシゲシゲと眺めた。
…………………………………….
70万円・・・・・・。

ボクラは元気良く、シロウに言った。
「あ、これやめます♪」

その他もシロウは様々な…僕らの前回の希望を受けての商品仕様や見積を出してくれた。
ミサワLD洗面台やトステムの洗面台、LD洗面台には一面鏡タイプと三面鏡タイプがあること、そして今見積もられている松下電工の洗面台との比較、僕らが希望する松下電工のユニットバスが蔵階につけられるかとその工事代、M-wood造作をホワイトの木での造作にした場合の見積の違いや機能的なデメリット、などなどなどなど…………………..

ボクラはその都度ジャッジをしていき、次第に家の感じは出来上がってきた(ように思う)

お昼ご飯を食べて、打ち合わせ室に帰ってくると、既にシロウはスタンバイしていた。

「実は・・・一つ申し訳ないんですが・・・」
シロウが申し訳無さそうにしている。
「な・・・なんかトラブルでも・・・?」

シロウの説明は蔵の高さについてだった。少々心配になって、再度ミサワの不動産部門に確認をしてきたらしい。

前にも書いたかもしれないが、日本で家を建てれる土地というのはその用途によって、様々に土地の種類が決められている(クリック!)
1)第一種低層住居専用地域
2)第二種低層住居専用地域
3)第一種中高層住居専用地域
4)第二種中高層住居専用地域
5)工業専用地域
などがそうである。・・・が、ボクラが家を建てようとしている区域は、第一種低層住居専用地域(都市計画の用語集では『低層住宅専用地域にふさわしい良好な住居の環境を保護するため、住宅、共同住宅、寄宿舎などの居住施設およびそれに関連する施設以外の施設は著しく制限される地域』と規定されています)とされており、その高さ制限から鑑みると、蔵は1.1メートルのものしか建てれないそうなのだ。

「ミサワの蔵には1.4メートルと1.1メートルのものがありますが・・・1.4メートルのものは大抵の場合実寸では1.3メートルに近くなってしまいます。だけど1.1メートルのものは確実に1.1メートルは確保できます。
しかも今回、サムライさんが高さの件は非常に気にされている・・・ということを徹底して現場の方にも伝えて行きますので・・・、施工の工夫によって、数センチは高くさせることはできると思います。
また、営業に言って、一度1.1メートルの蔵の実際のモデルハウスをサムライさんに体感していただくように言っておきますよ」

シロウは本当に申し訳無さそうであった。
「まあ、法規制でそうなっているんじゃ…残念だけど仕方ないですね・・・。そういえばずいぶん前にそんな説明も受けたような・・・受けないような・・・。
但し、是非、その工事の工夫で数センチでも高く施工する件はよろしくお願いいたします。なんども言いますが、僕は正座すると1.1メートルなんです。
少しでも余裕ができれば僕は満足ですんで」
僕は返答した。

その後、午後は現在見積上で考えられている照明の説明を受けた。
とはいっても、現在見積もりに入っているのは、若干のダウンライトやフットライト、玄関のセンサー付きライトくらいなもんである。
その説明を一通り受け、大よその照明の付け方やそのスイッチの位置、スイッチの種類などの希望を話し終わると、既に夕方になっていた。

次回までに、またシロウがこれを平面図・電気配線図面として清書し、今のところの見積も出してくれるらしい。

次の打ち合わせは2月8日(日曜日)となった。
「そうかあ・・・照明も考えていかなきゃならないんだね・・・。スイッチやコンセントの位置までボクラが決めるんだね・・・先は長いなあ・・・」
ボクラは一体いつになったら家が建つのか・・・と不安にもなった・・・が、とりあえずこの“設計打合せというもの”は楽しいので『まあいいかあ〜』と、言う感じだった♪
だけどあらためて、注文住宅というものは、何でも自分で決めなければならないんだなあ・・・と感じていた。

次回までの宿題として、ボクラは付けたい様々な照明も、その種類や商品を考えて指定できるものは指定してくることにした。
シロウにもその検討した照明などは随時品番をファックスし、その都度ミサワホームでの値段を出してもらうつもりだった。

別に全ての照明やエアコンをミサワホームから買おう・・・とボクラは考えてはいなかった。
前にも書いたように、カーテン屋さんは知り合いがいるし、照明などはインターネットなどで買ったほうが基本的に安いものもあるだろう・・・と考えていたからだ。
また、ボクラが現在住んでいる都市公団の賃貸マンションは、入居する時には“ホント―”に何もついていない。ゆえにわりと新しい照明やエアコンなどが複数我が家には存在する。
(ちなみにアメリカのアパートメントは家具や設備が装備住みが普通である。ソファーや洗濯機、乾燥機なんかも通常デフォルトでついてくる)

『使えるものは、基本的に使っていこうね♪』と、いうのも基本的なボクラの合意事項であった。

だいたい、ボクラの息子はまだ三歳である。もう一人子供が出来ても、その子まだ、現時点では0歳以下である。
今の間取りでは一応大部屋にして壁をつけていない子供部屋が、スペースとしては2部屋分(後々壁を作って仕切るつもりです)ある。
そこに真新しいカーテンや照明や・・・をつけても、その部屋が本当に使われる時には、すっかり中古商品である。
『まだ使う予定がない部屋は焦らずに!』という大金持ちでないボクラの浅知恵であった。

但し、数千円の違いであれば、家に穴をあけて取り付けるもの・・・エアコンを筆頭にブラケットライトや、シーリングファン、その他素人が『カチッ』とやるだけでは付けられない照明類に関してはミサワホームの施工にしてもらおう・・・と考えていた。

だって、新築の家に、自分やどっかの電器屋さんが取り付けて、変な傷とかつけたらちょっと嫌な気分じゃ〜ん♪

また、今の通常の家はクロスの内側は 石膏ボード(クリック!)である。
なぜ?といわれても困るのだが・・・僕は石膏ボードに直接アンカーや釘などを打ち込むことに、少々の心配な気持ちを持っていた。
断熱や防火・・・に関しては石膏ボードは良い素材なのだろうが、そういったものを吊るす・・・という強度に関しては、あまり信頼していなかったのである。

そこで僕はシロウに告げていた。
「基本的に・・・大き目の額縁なんかも含めて・・・当然照明や造り付けの家具などはもちろん・・・施主支給する大鏡や下駄箱やキッチンカウンターや・・・もしかするとAV家電なんかも含めて・・・設計の際には最終的にはどこに何を置くか・・・それをはっきりしてからフィニッシュにしたいと思います。
なぜかというと、そういった壁や天井には石膏ボードの場所に、補強版(合板)をあらかじめ入れて欲しいんです。
だから・・・新規で買う照明も既存の照明も含めて、設計の段階で全部置き方を決めちゃいたいんです」

帰りの車の中で、僕は呟いた。
「そっか〜。蔵1100ミリかあ・・・。ちょっとショックだな〜」

我が家では、車の運転は妻の役目である。
アメリカで、一生分車を運転した気になっていた僕は、すっかり日本の狭い道は怖くなってしまったのであった。
(それ以前にあんまり車の運転が好きな方ではない・・・と、いうのもある♪息子が生まれて、僕のミニクーパーを売って、妻のオートマ車1台になった時、僕のドライバーとしての役割は静かに幕を下ろしたのである♪)

妻が信号待ちのとき、僕の方を見ずに言った。
「でもさあ・・・蔵の中って、ほとんどペタンて座るか、四つんばいでいるんじゃない?どういうシチュエーションの時、正座するの?」

「え・・・・?」
僕はあらためて問われて・・・固まってしまった。

そして頭を捻ってこう言った。
「だって・・・これから写経とかが趣味になるかもしれないじゃん・・・。そん時は正座でしょ?蔵の中で静かにゆっくりと♪」

妻は何も答えてくれなかった。

だって・・・

背が高い人間にとっては・・・なんでも高けりゃ高いほうがいいんだよ-----------!!!!
(低くていいのは値段だけね♪)

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2月の上旬、照明を検討する為に友達と会った。
この『市川』という名前の友達は(この名前が後からまた面倒を生んだりするのだが・・・それは“追い追い“♪)、もともと僕と一緒の職場にいたのだが、今はイベントの造形物やショールーム、お店の内装などをプランニング・施工する会社にいる。

彼を含めて、昔の仲間で年末に旅行に行ったとき、彼にこう言われていたのであった。
「うちに照明のカタログとか見に来てみれば?たくさんあるよ。それ以外にもカーテン/ロールスクリーンとかは、立川ブラインドとかと直接取引きしてるから・・・とっても安く手に入ると思うよ」
僕は、ちなみに・・・と、玄関のタイルやウッドデッキについても聞いてみた。
「うん。大丈夫だよ。左官だって手配できるし、ウッドデッキも安く・・・業者価格で手配できると思うよ!ハウスメーカーが間にはいるより安いだろう?きっと」

通常ミサワホームの場合、玄関のタイルは磁気タイルというものが使用される。
これがどうも・・・色が地味で・・・僕は気に入らなかった。

せっかく道路との境目が“テラコッタタイル”で街の規則で限定されているのに・・・。できれば玄関ホールとポーチとポーチから外への外構階段のタイルは同じ種類の、ちょっとおしゃれっぽいものにしたかったのだ。
ところがミサワホームでテラコッタタイルやINAXの外部業務用タイルなどを頼むととても高い。

しかもシロウからも
「もし外構の階段のタイルと玄関タイルを一緒にしたければ、建物工事のほうでは土間コンクリートだけ作っておきますんで、ミサワの外構業者やお友達の会社に一気にやってもらったほうが、お得だと思いますよ♪手間が一回で済みますからね〜」
と、言われていたのであった。

また、市川君には、
「もし自分に頼む場合は、ミサワホームの工事が終わってから・・・家の引渡しが終わってからできる物がいいな。業者間のとりまわしが・・・工事が重なると面倒だしね。しかも俺もサムライの新築の家に穴はあけたくないから・・・穴とかあけるもんはミサワホームに頼んだ方がいいよ♪」
と言われていた。

と、いうわけで
「じゃあ、カーテン関係とタイル左官関係は頼むかも知れないから!ウッドデッキは最終の予算が出てから・・・お金があるか考えてから決めるよ!なるべく安い人紹介してね!」
と、言いながら、僕は照明の分厚いカタログを何冊も借り、市川君の会社を後にしたのであった。

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さて、この後も設計、そして資金、その他諸々がたくさん同時進行していった。

この調子でダラダラと書いていると、
「一体いつ着工するんだ〜!僕も早く着工後のことが書きたいよ〜!!」
って感じなので、若干箇条書き的に・・・かいつまんで設計時の動きを追っていこうと思うのである。

2月08日(日曜日)

シロウとの打ち合わせもどんどん細かいものになってくる。

洗面台はLD洗面台の幅900のものでほぼボクラの意思は固まってくる。
また、お風呂も松下電工のお風呂で決めていこうと思うため、天井をフラットにするかドーム型にするか、浴室暖房乾燥機をつけるかどうかをジャッジするため、各種見積りを取ってもらうことにする。
エアコンは現在我が家に複数個あるものをそのまま持っていこう!とし、取付をミサワに頼む事にする。
『高いですよ〜』と、シロウは引越し業者や電器屋さんでの“取り外し―取り付け”を勧めたが、新築の家に穴をあけるのはミサワ以外にやらせるのはイヤだからね〜と思ったのだ。

さらにリビングのライトはほとんど全てをダウンライトにする事に決める。

ダウンライト10個程度をひし形を組み合わせるように2系統でつけ、かつオーデリックのブラケットライトを壁面に設置するのである。
いくつかのモデルハウスやカタログを見せてもらったのだが、ああいう展示ものの照明はほぼダウンライトで賄われている事に気づいたのだ。天井が高い故の冷暖房効率向上のためのシーリングファンはミサワに頼んで付けてもらうが、それ以外はあまり天井にいろんなものをつけないほうがいいだろう・・・との判断だ。

さらに、中二階にある階段の踊り場(天井高3.5メートル) にはイタリアのブランドフロス(クリック!)の照明器具をつけてもらうことにする。

突然ではあるが、僕がリビングには5.1chサラウンドスピーカーを置きたいと言い出す。
ビックリしている妻を尻目に、リア壁付けスピーカーの配線が部屋の中を“うねうね”と通るのは嫌なので、壁の中にフレキシブルダクトを這わせて、指定位置に配線をしておいて置くようオーダーする。
当然そこにも補強合板は必である。

その他、様々なドアの色、玄関ドアの色、屋根の色などなどなどを検討する。
とりあえず、外壁のクラスティング(アイテム→エクステリアの頁をご覧ください…クリック!)に関しては、『一色だけだとつまらない!楽しい外壁がいい!』とのボクラの意向を受けて提案してくれた、ちょっぴり高い素材とちょっぴり安めの素材の2種を選択する。
「太陽の下で見たほうがいいですよ〜」というシロウの提案で、大きなサンプルを持って、外・・・太陽の下で選択した結果である。

これで貼り分けのパターンを何パターンかシロウにデザインしてもらうことにする。
とはいっても、外壁部材の貼り分けは、横のラインで分けていくとそれを押える部材が一回り30万ほどかかる・・・と言われたため、縦のラインで張り分ける形で・・・と依頼。

シロウにまかせっきりにせずに、僕も知り合いのグラフィックデザイナーなどに相談してみようと思う。
だって、僕の経験上、立体のデザイナーはどうしても平面のグラフィックデザインは苦手だからね〜。
でも、ボクラはシロウとの話し合いの過程で、北側の窓はかなり神経を使って、長細い窓の配置を決めた。まるで工場のように上下の窓が揃っているのである。
「でもこれなら逆におもしろい縦の貼り分けができるんじゃないかな〜」・・・とこっそりと思う。

概ね、家の建築に関する見積りも触れ幅が少なくなってくる。当初から170万円近くダウンしている。ここでは外壁材はちょっぴり高い方のみで見積もられているため、さらに安くなっちゃうかも?

そんなこんなで本日もお昼休みを挟んで数時間にわたる打ち合わせが終わったのであった。

2月11日(水曜日)

さて、今日は会社を午前半休してミサワホームの志木展示場へ。
営業W辺さん、資金課のT中さんと資金計画に関する打ち合わせである。
「W辺さん、久しぶりですね〜。僕らが今設計中だったこと覚えててくれて嬉しいです♪」と言って、W辺さんを苦笑いさせる。

そろそろ、3月に入ったらローンの申し込みをしていかなくてはならないため、概ねの見積りが出てきて、家の設計も8割方できてきた段階で、資金計画の最終調整を行うのである。
今日の速報で住宅金融公庫の利率が3月1週目の申し込みで2.5%に下がるとのこと。と、いうことでギリギリ3月まで粘って申し込むことになる。
財形住宅融資や会社の融資はすべて僕が人事部とやらなくてはならないそうだが、住宅金融公庫は全部W辺さんが代行し、銀行でやってくれるらしい。
「おー!楽チンだぞ!さすがミサワホーム!」と、言う感じである。

おおよそ今の経過で行けば・・・ということで着工から竣工までの予定スケジュールを大雑把に確認。そしてそれぞれ3月下旬の土地決済から始まり、着工時、上棟時、竣工時、引渡し時などでの必要支払い額を話し合う。
そして住宅金融公庫や財形融資の申込書を記入、数十個の実印を押印。手が痺れる。

この申し込み時のローン金額は『この後3月末位の…設計が完全にフィックスした時点で簡単に変更可能だから・・・』ということで若干多目に申請しておく事にする。

また、1/17にT中さんから教えてもらったテクニック・・・住宅金融公庫のつなぎ融資に関する諸費用を安くするための、僕の金策結果を発表する。
これで数十万が“不必要になる”算段である。T中さんからはこれに関する書類や申請方法などのレクチャーを細かく受ける。

2月15日(日曜日)

ここ最近…妻がなにか取り付かれたように、インターネットに深夜一人で向かっている。
どうやら、僕がリビングシアター5.1chサラウンドシステムを導入することに決めたのにインスパイアーされたらしい。
ステンドグラスをどういったデザインで…どこの窓に入れるか、そしてどこのステンドグラス屋さんに頼むか・・・を一生懸命悩んでいるようだ。
ステンドグラス屋さんの一番の候補はここらしい(クリック!)『取付などを含めて、シロウと打ち合わせしなきゃ!』と妻はノリノリである・・・。

シロウは本当に優秀な“ハウスメーカーの”設計マンだと思う。
これはデザイン云々・・・と、いうよりもボクラのとっての快適な家作りのお手伝いをしてくれた・・・という面においてである。

見た目は設計さん・・・というよりも家電量販店のパソコン技術スタッフのようなのだが・・・とにかく気が回る。
しかも家を建てる事に関しては、ズブの素人のボクラに、本当にわかりやすく、親身になって”細かく”話しをしてくれる。

「僕はあとから何かがあるのが一番嫌だから・・・だから全部この設計の段階で話して・・・図面に落としておきたいんですよ。コンセントやスイッチのなんかの細かい部分は上棟立会いの時に・・・って言う設計もいるんですが・・・、僕は予算も含めてすべて設計の時にクリアになっている事が理想だと・・・思うから・・・」

正直言って、敬語に関してはあまり得意ではないシロウであるが、ボクラは(前にも書いたと思うが)本当に、彼が設計担当者であってよかったと思っている。

普通インテリアの細かい話は、ミサワホームではインテリア担当者というのがまた別につくのだが、ボクラはそのインテリアに関する話もすべてシロウとやらせてもらった。
まあ通常のミサワホームで建てる人よりも、施主支給物が多いから・・・なのかもしれないが…、それでもまた新たなインテリアの担当者が来るよりも、この設計の話の流れでシロウと話していった方が、ボクラにとってはスムーズだったのだ。

しかもシロウには宿題の抜けが殆どない。
前回の打ち合わせやファックスで希望を出した見積りや説明要求に関しても、必ず次の打ち合わせできちんと提出してくれるのである。

と、いうわけで今回の打ち合わせは様々な見積りに関するジャッジメントやその他もろもろ細かいところの決定をしていったのであった。

相変わらず妻が悩みまくっているのがキッチン。
さらに数社の再見積りを事前にシロウに送るように、キッチンメーカーに申し出てあったが、まだ届いていない様子。
とにかくまだまだ検討である。が、なんとなくコンロはガスのガラストップタイプ、食器洗い機は大型のをつけてもらう感じでまとまってくる。あとはメーカーと色だな・・・。
一応現段階で第一希望は決まっている。あとは見積り次第のオルタネイティブ・・・って感じだ。

お風呂は僕の背が高い・・・ということでドーム天井をシロウに強く勧められる。しかもミサワからの要請でお値段はフラットタイプと変わらなく出来そうだ・・・とのこと。ただなら、そりゃOK!
洗面台は三面鏡にするか一面鏡にするかで悩む。アメリカっぽいのは一面鏡だけど・・・やっぱりワイド900しかないのであれば三面鏡の方が便利か?

我が家の一番大きな家具・・・婚礼ダンス。これがもう笑っちゃうくらい大きい。そこでシロウと置く場所や置き方を検討。
主寝室に置き、その横に収納物入れを作ってもらうことにする。但し、これの作り方が大変そう・・・。収納が出来てしまってからではたんすが入らないかもしれない・・・らしい。現場監督とシロウが打ち合わせておいてくれるそうだ。

また、様々な部屋のドアの取っての種類・色、配置予定の家具や冷蔵庫などを隠すための壁などを着々と決めていく。

2月21日(土曜日)

今日の打ち合わせが概ね変更契約に向けての最終局面である。
細部をどんどん詰めていく。

外壁についてはシロウから出してきてもらった案に数回ボツを出させていただき、友人のグラフィックデザイナーと僕で考えたアイデアを元に妻が最終デザインを施したものでいくことにする。

そのアイデアを営業のW辺さんがパースにしてくれた。
北西部側視点から(クリック!) 西側及び東側視点から(クリック!) 北側及び南側視点から(クリック!)

塗り絵の世界なので、実際建ったらどのように見えるか・・・?それは神のみぞ知る・・・である。

リビング床暖房の位置も決まる。家具を暖めてもしょうがない・・・というシロウの配慮で様々なプランが提示され、実際の家具の置き方を含め検討し、この形状になる(クリック!)

さらに、そういった家具配置のプランから最後の窓やドアの“位置や種類”の調整が繰り返される。

我が家には蔵が二部屋ある。
ところがこの蔵の引き戸、一つが6万程度・・・と、とても高い。
どう見てもドアが無くてもいいほうの蔵に関してはドアをなくす事ができるか・・・?これは行政上の建築許可の絡みもあるので調べておいてもらうことにする(結局これはドアをつけないと行政の規定で駄目なんだそうです…)

その他リビングや玄関ドアなどの再確認を実物でしていく(玄関ドアは結局シルバー色にしました)

今回の打ち合わせで最終仕様書、平面図、電気配線図、見積り、カラー俯瞰図、外観図を作成して頂き、郵送してもらう事にする。
届いたら、早ければ3〜4日でジャッジし、それでOK!か、修正個所があるかをシロウに連絡する旨を伝えることになっている。

お〜!!佳境!!という感じである。

3月13日(土曜日)

前の打ち合わせから三週間近くが経っている。

シロウとはあの後5〜6回やりとりをファックスや郵便で行い、ボクラの家の図面が完成した。

建物配置図(クリック!) 

1F平面図(クリック!)

1F電気配線図(クリック!)

蔵階平面図(クリック!)…この階にお風呂と洗面所もあります。この洗面所の物が置ける凹みはかなり気に入っているアイデアです♪

蔵階電気配線図(クリック!)

2階平面図(クリック!)…子供部屋の区切りの壁はしばらくは付けないつもりです。

2階電気配線図(クリック!)

外観図(クリック!) 

・・・電気の配線、コンセントの位置やスイッチの位置などは、この後上棟の際の立会いで、若干変わるかもしれないが、概ねボクラの家はこのように出来上がる。

この図面を決めていく過程でも、ボクラは細かい部分で疑問が噴出した。
3/13日の午後16時から “着工打ち合わせ”をしましょう・・・と、営業のW辺さんから電話がきていた。

すぐにその後でシロウから電話。
『いろいろ疑問点もあると思いますんで、着工打ち合わせの前に2-3時間くらいお話しませんか?』
さすが、シロウ・・・。

と、いうことで午後一時からのシロウとの打ち合わせの前に、まずはステンドグラスのバロック(クリック!)に向かい、デザインの打ち合わせを行う。

妻と息子、そして僕・・・でお店には行ったものの・・・打ち合わせルームにある、数々のステンドグラス(クリック!)に、『もし息子が壊したら大変!!』と恐れおののき・・・デザインは妻に任せ、僕と息子は外で遊んでいることにする。
まあ、出来てからのお楽しみ!ってことだ。
とりあえず『予算は取り付け費込みで20万円以内には押えよう!』とのコンセンサスだけ妻と持つ事にする(この後妻は6月上旬まで、何回もデザインの打ち合わせをやっていたようです)
ちなみに制作にはデザイン決定から約1ヶ月、そして現場監督と一度上棟後に取り付け方法について現地で話しがしたい・・・と要望をバロックからはいただいた。

長かったシロウとの打ち合わせも今日でほぼ終了である。
(ちなみにこの日、シロウの名前が本当は史明だった事に気がつく。なんでボクラはシロウと呼んでいたんだ?まあいいか♪)

最初にシロウから、ボクラの家で使用する基本部材をすべて“確認の意味”で見せてもらう(クリック!)うむ。まちがいない!

その他、扉の開き方、和室引き戸の開き方(ボクラはなるべく全開放ができるように、左右に開くようにしました)、全ての巾木の色や質感、家庭内LAN配線の仕方、そして現場で僕らがやっていかなければならない事や完成までにボクラが買っておいた方がいいものなどのレクチャーを受ける。

打ち合わせが終わり、シロウが帰ろうとする。
スグサマ、この図面と見積りを元にした、変更契約用の書類作成に入り、部材の発注をするらしい。
いままで本当にどうもありがとう…の気持ちを込め、シロウと握手をする。思った以上に華奢な手であった。

さて、これから...16時から着工打ち合わせが行われる。

やることは主に、資金計画の最終確認と現場監督との初顔合わせ、そして着工日の決定である。
これからが家作りの本番と言ってもいいだろう。
工務店に勤務する友人からは、設計までは楽しんでやって、着工したら鬼のようにチェックしていった方がいい…と言われていた。欠陥住宅は施工で生まれるのが殆どだよ♪とも。

じゃあ、こっからは戦争か?

ボクラは初めて合う現場監督がどんな人なのか…シロウみたいにいい人なのか…不安になりながら…シロウが帰った打ち合わせ室で待っていたのであった。

第8話につづく(クリック!)



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