サムライ一家の 〜そしてボクラは家を建てるのだ〜 /モクジのページへ |
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5月12日(水曜日)…ついにパネルの組立だぁ! いつものように、お昼頃、車で分譲地に向かっていた。 あと百メートルで分譲地…というところで、ボクラの目に、大型の重機の“先っちょ”が空高く突き上げているのが、まさに飛び込んできた(クリック!)。 「あれ?あれ!!…あれクレーン車じゃないの?わたし達の!!あれ〜!!」 運転しながら興奮する妻に僕は極めて冷静に言った。 「アレは違うんじゃないの〜。だってそんなに大きな家じゃないしさ〜。しかもパネル立ては2日間にわたってやるんでしょ?今日は一日目で…しかもまだお昼だよ♪…別の家じゃないの?」 …我が家だった。 次々とトラックで運ばれてくるパネル部材(クリック!)、そしてそれは家の前の道に積まれていき(クリック!)、 大工さんがなにやらパネルの下部に付いた“足のようなもの”をトンカチで『がーんがーん!!』と外し(クリック!)、 それを見て僕は、『アレはナニをやってるんでしょうかぁ?』なんて少々「大丈夫なのかよぉ…あんなに激しくやっちゃって〜」なんて多少ビビリながら、工務店さん(埼玉ホーミング)の一番偉い人(幹部の人らしい。なんか偶然の見回りで我が家の現場に来たらしい。『たまにこうやってパネル立ての時は抜き打ちでイキナリ顔出してるんですよ〜。』なんて言ってました)に聞いてみたりして…。 そして… 「ぐわわわわわわわわわわ〜!!!!!!!!!!!」 とクレーンで吊り上げられ(クリック!)電線などをモノの見事に飛び越し、家の壁が出来上がっていく(クリック!)のである。 家側には若目の職人さんが数人いて、クレーンからのパネルを手早く受け取り、 「ウィーン!!」 という音とともになにやら“ビスみたいなもの”と、白い木工用ボンドのような接着剤で「ダシッ!!ダシッ!!」(不思議な擬音ですが、なんとなくイメージはこんな感じなのです)と次から次へと壁が組みあがっていく。 建てられたパネルにはすぐに、防水シート(白い防水紙のようなシートです)がぴったりと貼られていく。 「こんな紙みたいなもんで雨風が防げるの??」 なんて感じもなきにしもあらず…ではあるのだが、それでもこの速やかな防水シート貼りの作業は僕を大いに安心させた。 …と、いうのも実は僕の今住んでいるマンションの近所も、割と大掛かりな区画整理中である。35坪程度の、小さめの区画で家がズンズンと建ちつつある。 このあたりのエリアは、大手のハウスメーカー…と、いうより地元の工務店が強く、たまーにポツリポツリとハウスメーカーの家を見つけるくらいである。 そんな中に一つ、輸入住宅を手がけるフランチャイズ制のメーカー、●●ホームの家が建ち始めていた。 ところがこの家、おそらく “ツーバイシックス”工法を使っているのだが、家の枠組みや壁が立ち始めてもさっぱり、防水シートなどは貼られず剥き出しのままなのである。 「これって大丈夫なのかなあ?」 なんて…たまにそばを通るボクラの心配をよそに、なんだかおしゃれな欧米っぽい家は剥き出しのままその姿を現し・・・何日も雨風に濡れまくっているのである。 もともとミサワホームの木質パネル接着工法は、パネル立て始めから屋根がついて上棟するまで2日しか費やさず、『雨などの心配もぐぐ〜っと低減!!』なのが売りではあるが・・・ それにしてもあの…マンション近くの剥き出しの家の手際から比べたら・・・と、いうかそれと比べちゃいけないのかも知れないが・・・さすがミサワホーム!手際良いぞ!安心だぞ!!といった思いで…眺めていた僕だった。 と…話はそれたが…次第に形を現し始める我が家…。 あの土地探し、そしてミサワとの基本契約、そして長きにわたる設計打ち合わせを思い起こすと、かなり感慨深くなる。 建物の前に置かれたパネル(今は単なる合板のパネルだけど、これが家の床や壁となって、僕が寄っかかったり、息子が描いた絵をパネルに入れて飾ったり、転んで頭ぶつけたりするわけだ。そう考えると夢があるじゃないか…。そういえば…僕が反抗期の頃、家の階段の下がり壁にパンチして穴を開けたこと…あったな。今になって、どんなにヒドイことをやったのかが判るな〜)には、 F☆☆☆☆のマーク(クリック!)。 合板にはF☆一つからF☆4つまでのランクがあり、F☆4つが一番ホルムアルデヒドを放出しないそうだ。 「お?優秀!優秀じゃねえかぁ!!ミサワさんよぉ〜!!!」 てな具合である。 また、このパネル立てを見ていると、 「あ〜ミサワホームの家っていうのは、まさに工業化住宅・・・プレハブ(Prefabricated House)なんだなあ〜」 と、いう感想を持つ。 ほとんどのパネルには、すでに工場でできる限りの加工が設計図(ミサワホームの社外秘、SA図というらしいです。どのパネルがドコに、どのように施工されるかが全て書かれています。図面についての詳しい説明はこの方のHPがわかりやすいかも?ちょっと神経が細かい感じ?ですが…ミサワホームで家を建てる時の勉強になります♪クリック!。この図面だけは僕がどんなに欲しいといっても社外秘なので…とくれませんでした)通りにされている。 断熱材充填やそのパネルにあわせたビス留め用穴があけられ、すでにサッシまで取り付けられているのである。 このSA図通りに組み立てられる為に、パネルには全て通し番号が振られてある(クリック!)。 きっとこの工業化を突き進めれば、どんどん職人さん…と、いうような人は少なくなっていくんだろうね〜。それはそれで少々寂しい感じもする流れではある…。 ところで、このパネル組立の前日、僕はまたまた“耳年増”にでもなっておこうと、インターネットで『家作り』のサイトを眺めていた。 で、僕は知ったかぶりで、妻にこんなことを言っていた。 「ふーん。僕らは道の広い分譲地で良かったね〜。構造体を建てる時には、道が狭いところだと、車とか停めるのに、警備員の人を雇わなきゃならないらしいよ〜。そうすると当然工賃は上がるんだろうね〜。警備員のコストとかが僕らは浮いてよかったよね〜」 ボクラのところにも…警備員さんが二人もいました(クリック!)。 しっかり見ているフリをして…、見積書も流し読みしてるのが、“もうばればれ”である…。 そりゃそうだ。こんな大きなクレーンが停まっているのである。そりゃ警備員さん必要だ。幹線道路じゃないんだから。 …自分の分譲地をすごく良いものだと思っちゃうのはまあ百歩譲ってしょうがない♪としてもね。 どんどん家は出来上がっていくのだが、まあずーっと見てても、工務担当の松井さんもやりにくいだろう・・・と思って、近くの公園で季節に触れたりなんかして(クリック!)、…また現場に戻ってきたら蔵の部分が出来ていた。 「おー!!あれが蔵かあ!!!」 もう大興奮である。 その後、この町の役所を見に行ってみる。 なんだか町の規模に比べて、妙に立派な役所であった(クリック!)。 僕の生まれた…ホームタウンである、横浜市・・・。その下部行政エリアである区役所のミスボラシサ…を少し思い出した。 おそらく、そうは言っても…人口は僕のホームタウンの区のほうがここの何十倍もいると思う。 まあ、こういった建物は、田舎の方が豪華なんだよね〜と、日本の行政のゆがみを感じる、社会派の僕であった(笑)。 そうこうして…また現場に戻ってきてみると、蔵の階の壁が既に付き始めていた(クリック!)。 「これで蔵階までで、今日は終了して…明日屋根までつくと思います」 松井さんがニコニコしながら言いに来た。 「明日は来れないと思いますんで…よろしくお願いします♪」 僕らは松井さんと職人さん全てに挨拶をし、車に乗り込んだ。 次に来れるのは4日後の日曜日である。 工事は休みなので誰もいないのであろうが、そこで僕らは屋根の付いた我が家を見ることが出来る。 そして上棟検査など諸々が入り、内部造作も進み、5/23(日曜日)が上棟施主立会いとなる。 う〜ん!!どんどん面白くなってきたボクラである。 「いえちゅくるのって、たのち〜ね〜!!」 息子も張りきってきた。 「もう僕なんか、会社毎日休んで見に来たいくらいだもん♪」 と、言う僕に…妻がポツリと言った。 「そんなことしたら…家のローン払う前に会社クビだって…」 5月16日(日曜日)…お〜い!!屋根がついたぞぉ〜!! もう既に、この北に向かうバイパスを何往復したんだろう。 住んでるマンションから約一時間。途中でショートカットのために荒川の土手道を走り、車一台しか通れない幅二メートルの恐ろしく狭い踏切(最下部の写真です・・・クリック!)を渡るのにももう慣れてきた。 北に向かう2〜3斜線のバイパス沿いには、大型の駐車場を併設するチェーン店が並んでいる。 東京や横浜のように高い建物がなく、密集もしておらず、そして山もなく、青い空は東京より確実に大きい。 ここを走っているとまるでダラスでの楽しかった生活を思い出す。 たまに朽ちかけた廃墟のような建物もあるし・・・(軍艦島に比べれば赤ちゃんのようなレベルの廃墟ですが・・・クリック!)。 ダラスと違うのは、無料のハイウェイではないことと、たまに渋滞することくらいだ。 あ、そうそう決定的に違うことがもう一つある。 それはダラス・テキサスには、車で走れば点在していた、牧場がないことだ…。 …その代わりダラスにはなかったパチンコ屋と田んぼが、どちらもきれいな色を発色している。 そんな感慨に浸っているうちに… 息子は「そろそろ寝るね」と寝てしまい、そして僕も気が付くと夢の中…。 「着いたよ」 という、少々怒り気味の…ダラスから帰って以来“僕のお抱え運転手と化している”妻の言葉で起きるとそこは、ボクラの新しい家だった!! …と、いうパターンが続いているのである。…面目ない…。 今日は日曜日。工事は休みである。そんなわけで建築中の我が家はとても静かである。 「屋根がついてるねえ」 寝ている息子を車の中に残し、ボクラは外に出て、まさに“見たマンマ”の感想を言い合った。 屋根がついて、ボクラは初めて家の形をちゃんと見たことになる(クリック!)。 「屋根だねえ〜」 つい嬉しくて…北側の少し離れたところからも写真を撮ってみたりして(クリック!)。 なんか…一生懸命計算して間取りを作った…1階と蔵階の縦長の窓が、ちゃんと上下に等間隔で並ぶように配置したのが、当たり前のようにそうなっている。 設計の際の立面図で何度も確認したのだから、それは“当たり前”のことなのだが…それでもやっぱり少し嬉しくなる。 「予想通り、縦長の窓が並んでる姿は、どっかの町工場みたいだね〜」 そんな自虐なコメントも、実は “うれしいね♪”の裏返しだったりするのである。 「中はどうなってるんだろうね〜」 詳細スケジュールでは、そろそろ内部工事がスタートしている頃である。 …ここで大切なことに気がつく。 工事が休み…と、いうことは職人さんも…ミサワさんも誰もいない…と、言うことを意味する訳である。 そして…せっかく見にきたボクラは…こんなせっかくその形を現した家の中は…見ることが出来ないのである…。 だって、鍵持ってないし…鍵の在り処とか聞くの忘れたし…。 と、いうわけで、足場でまるで迷路のようになっている東西の通路を腰をかがめて潜り抜け(クリック!)、 南側のバックヤードへと侵入を試みてみたボクラだった。 もちろん、まだ息子は車の中で寝てるため、僕と妻、交互に侵入である。 「どうだった??」 車に戻ってきた第一陣侵入者である妻に僕が聞いたとき、妻は渋い顔をしてこう言った。 「今日は…べつにこなくても良かったんじゃない?」 「なんでそういうことを“シレッ”と言うかね〜」 と、“マイターン♪”の僕が183センチの身長を屈めながら南側、バックヤードまででてみると… ブルーシートが巻かれていて、ほとんど何も見えない。 強引にリビングやダイニングのシートのない部分から覗いてみても、内部がどうなっているのかはあまりよくわからない(クリック!)。 「まあ…でもなんか順調に進んでるっぽくっていいじゃん!いいじゃん!!」 玄関周りには、既に玄関ドアも付いていた(クリック!)♪ 残念ながらなにやらダンボールで養生されており…細部を見ることは出来なかったが、確かにボクラが選んだものである。少なくとも…大きい♪と、いうことはわかる♪ そんな玄関ポーチから真上を見上げると…(クリック!)、ぽっかりと蔵階…もしくは二階まで抜けている。 「あれ〜?こんなにポーチの天井って高かったんだっけ?」 …いや…、妻よ…。それは違うぞ…。 そこはユニットバスが入るスペースである…(もしこの玄関ポーチが吹き抜けだったら…あの上部に見える窓はたぶん一生触ることもできない“開かずの窓”になることは間違いない) 玄関ポーチから階段を下り、向かって正面の壁には小さな小窓が不思議な位置についている(クリック!)。 これは俗にいう “和室の掃き出し窓” である。 最初の設計の時点では、もっと横に幅が広い窓であったのだが、 『それじゃあ泥棒とかが滑り込んじゃうしね〜。でも柵とかつけちゃったら根本のつける意味…風の回遊性を保つ…てのが変わってきちゃうしね〜。』 と、いうことでなんだか可愛らしいサイズになったのである。 でもなんだかジョークっぽい窓で、ボクラはとても気に入っているのである。 そんなこんなで、兎に角!!!我が家に屋根がついた。 これで俗にいう上棟!である。これからずんずん♪と内部造作や外壁工事が始まっていくのだろう。 来週の日曜日、僕らは上棟立会いというものをすることになっていた。 これはミサワホームの工務担当“松井さん”とともに、内部造作が合板の壁のみ出来上がった室内に入り、コンセントの位置や天井の高さ、その他のチェックをしていくフェーズである。 僕は妻に言った。 「僕さあ…金曜日年休とろうと思うんだ。その日は家の中に入れると思うからさ、上棟立会いの前にあらかじめ家の様子や直してもらいたい個所なんかを見ておかない?本番の立会いの日はきっといろいろやることがあって、なんかゆっくり見れずにチェック漏れとかもあるかもしれないじゃない?それに子サムライもいるし…」 「それは異議なし!」 妻がハンドルを握りながら言った。 そして僕と息子は、後部座席で、またマンションまでの一時間…深い眠りについたのであった♪(いや〜面目ない)。 追伸:この日の観察で、少々屋根の尖がり部分がキチンと揃ってない気がしたボクラは、帰ってから営業のW辺さんにファックスを入れた。翌日にはすぐに、『修正しました〜』というファックスがW辺さんから来ていた。 すばやい対応…GoooooD!である。 5月21日(金曜日)…上棟施主立会いの2日前、ちょっと事前チェックに行ってみました♪ 昨日までの雨が嘘のように澄み切った春の・・・いや、もう初夏のと言ってもいいくらいの青空だった。 『上棟立会い前に、一度ボクラの目で、念入りにチェックしてみようよ!!』と…意気込みだけはあったのだが、家でダラダラしているうちにもう午後… と、いうことで現場についたのは恥ずかしながら夕方、5時ごろだった。 よくよく考えてみると、ボクラが家の中へ入り込むのは初めての経験である。 開けっ放しになっていた玄関ドアの中へ…恐る恐るコマを進めてみると…玄関には作業スケジュールを示すホワイトボード(クリック!)が下げられていた。 さらに、内部造作をしてくれている大工さんらしき方、3名の写真つき名札がかけられている。 …三人とも苗字はK子さん…。親子か?そういえば、若者二人におじさん一人だ。 そういえば…地鎮祭の時、営業のW辺さんから、『工事中の玄関に施主様の家族写真を貼っておきますよ〜。いちいち施主ですが〜って言わなくてもいいように〜♪』なんて言われていたのだが、そんな写真は貼ってある素振りもない。 まあ、それはいいだろう♪その場その場で気の効いた事を喋るのが、 “営業たるもの” である(サラリーマンになって以来企画畑で…営業経験の無い僕にはその深層心理はよくわからないが♪)。 …それはいいとして…『さて…どうやって中に入ればよいものか…』 「ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる〜!!!×3」 と、なにやら“大工仕事”をやっている音は中から聞こえてくるのだが、残念ながら玄関からは人の影も見えないし、話し声も聞こえない。 と、いうことで木粉まみれのボール紙で養生されている、まだフローリングも貼られていない床を踏みしめるために、ボクラはスリッパに履き替え、玄関を後にし(クリック!)、ソロリソロリと家の中に侵入したのであった。 …とはいっても、そんな広い家であるわきゃ〜ない♪ので、少し歩けば和室(クリック!)で“なにやら”やっている、K子さん(若者部隊2名)にご挨拶…である。 ダイニング…になる予定の部屋から資材のたくさん置かれている庭を眺め(クリック!)… リビングで働くK子さん(親方…お父様?)にご挨拶である。 「お〜天井高いなあ〜リビング〜。さすがミサワの蔵の家の吹き抜けリビングだね〜」 ノリノリの僕である。 「あ〜。でもこれはこれから天井の石膏ボードが入りますからね〜。後30〜40センチくらいは低くなりますよ〜」 意外に水をさしてくれる親方である。 それにしてもあの地鎮祭の地縄が張られた時、『うわ〜なんて小さい家だ〜こりゃ〜』と思ったものだったが、こうやって立ち上がってみるとまた徐々に大きく感じれるようになってくる。 不思議なもんである。 設計をしている時の、脳内で完成していた家のサイズを100とすると、地鎮祭の時は20、そして今は60くらいにはなってきた。 通っていた幼稚園をあらためて大人になってから訪れてみると異様に小さく感じる…なんて話はよく聞くが… それと似た(とはいっても全然状況は違うかもしれないが)感覚を知らず知らずのうちに味わえるなんて…やっぱりすごいぞ!家作り♪ 二階に上がってみて、寝室からルーフバルコニーを眺めてみる(クリック!)。 まだ土地だけの時…『大きい家だなあ…こんなに大きくて四角い家が南にあって、日が当たるのかなあ?』…なんて思っていた前の家が少し低く見える♪ そうなのだ。 この分譲地、約300ほどの50―60坪に分けられた区画があり、その半分がミサワホームの建築条件付分譲地である…と、いうことは前にこのコラムでも書いたと思う。 南側の家はミサワホームの家なのではあるが…この分譲地の規制で南玄関の家は蔵のある家が建てれないのである。 よって我が家の二階部分は、蔵階の分だけ普通の二階建てよりも高くなるのである♪ そんなわけで東側のお隣さん(セキスイハウスの家)を覗いても我が家の方が少し位置が高い(クリック!)。 なかなか気分がいいのである♪ そんな感じでいい気分のまま、子供部屋になる予定の部屋を眺め(クリック!)、二階から蔵階への7段程度の階段を下りたボクラだった。 蔵階の西側には洗面所とお風呂になる予定の場所がある(クリック!)。 写真では非常にわかりにくいのだが、右側が洗面所、その奥が風呂場である。洗面所の壁に四角い穴があいているのがわかるだろうか? 洗面所の南側は一つ目の蔵…6畳の蔵となっている。 我が家にはもう一つ、9畳の蔵があるのではあるが、しばらくはそちらを収納にして、この6畳の蔵は息子との遊び場にしようかな?と考えている。 …これは妻のアイデアなのだが、洗面所の蔵と接する面に、我が家では小さな凹みをつけてもらった。 ここに洗濯物やら着替えなどを入れる為である。…いいアイデアだな〜♪と非常に自己満足しているのである♪ …と、初めて内部に入った嬉しさで、なんだかチェック!チェック!というよりも『ワクワク♪ウキウキ♪』という欲情が勝ってしまい、ニッコニコで家を出てきたボクラだったが、それでも気になる点は3点ほどあった。 まずは二階の屋根を留めている釘がかなり内部に飛び出していたこと(クリック!)、 また数ヶ所、パネルとパネルが直角に接合されているところなどの合板に、割れが入っていたこと(クリック!)、 そしてこれ(クリック!) これは、ミサワホームの各木質パネルにの角に空いている、おそらくボルトなどを締めるための穴なのだが…これは最終的に石膏ボードを貼る前に埋めたりしないのだろうか? ミサワホームの家、そしてこの木質パネルで作られる壁は“高気密・高断熱”というのがウリである。 なのにこんな大きな穴が、しかも断熱材が見える感じでいいのだろうか? 以上の件は、帰宅後デジカメ写真を営業のW辺さんと工務担当の松井さんにメールし、 『上棟立会いの日までに修正するところは修正して、その処理についてやその他の説明&報告をしてよね♪』と… たまには厳しい目をもった施主であることをアッピールしてみる僕だった。 そんなわけで、早々と30〜40分程度でのチェックは終わり、ボクラは現場を北側の玄関から後にした(クリック!)。 南西の道から眺めるとこんな感じであった(クリック!)。 さらに南西から眺めるとこんな感じ(クリック!) まあ、建築途中はいろいろあるかもしれない。 相手方のミスだって、こちらの思い違いだってあるかもしれない。 でも、我が家は、そんな小さいことお構いなしに、着々と、地図の上に、その姿を現しつつあるのであった♪ ソレハウレシイコトナンダナ♪ さて、せっかく1時間もかけてここまで来たのに、こんな数十分のお家見学で帰るのももったいないね♪ と、いうことで…息子が通うことになるかもしれない、近所の公立小学校を見学に行ってみた(クリック!)。 「やっぱり郊外なんだな〜。小学校もグラウンドがこんなに広いんだぁ〜」 ボクラの感嘆もなんのその。 息子は、隣接していた児童公園(クリック!)に夢中だった。 それにしてもこの辺は本当に公園…しかもだだっぴろい公園が多い。 あまりのだだっ広さに、『ぱんちゅ見えてまちゅよ〜』(クリック!)なんて言う息子の渾身一滴のギャグも、注意する気にならない程である。 公園の端っこに、なにやら尖がっている...小山になっているところがあった。 僕はそこまで走っていき、そこの階段を上ろうとすると… 階段の一部がどうも“ズレ”を起こしている気がする(クリック!)。 そういえば、円形の“フラワーガーデンみたいなもの”もあったのだが、こちらも微妙に勾配がついてしまっているらしく、昨日の雨が片側だけに溜まってしまい、まるで池のようになってしまっている(クリック!)。 「これが…地盤沈下の町…とかつて言われた所以かな〜」 とりあえず、まずは悪いことを考えてみる僕は、少し“どよ〜ん”となってみたりもした。 まあ、そんな僕の心配などまったく関係のない我が息子は、帰りに寄ったおすし屋さんでイクラばっかり食べまくるのである(クリック!)。 でも…そういえば…この回転寿司というもの…寿司好きの僕は息子が生まれるまでほとんど行くことがなかったのだが… 逆に最近…息子が寿司好きになってからというもの…まともな寿司屋さんって、滅多に行かなくなったなあ(最後に家族で行った、回転しないお寿司屋さんは、もしかするとダラスかも知れない…)… と、少々“せこくて”恥ずかしい告白を…こんなコラムでしてみたりして♪ 5月23日(日曜日)…これが噂の“上棟時施主立会い”です! この前来た時と大きくは代わり映えしない外観ではあるが(クリック!)、一つだけ大きく変わっていたことがある。 “サムライ旦那・妻・息子邸新築工事” と書かれた工事看板の右端の、検査証を貼る所に、シールが一つ増えていた(クリック!)。 そう…先日はミサワホームの外部機関による上棟構造体検査だったらしい(同時に住宅金融公庫の検査も入ったのだろう)…そしてついに!!今日、ボクラ “施主様”による上棟確認立会いの日がやってきたのである。 話は少し戻って昨夜。 妻がファックスを手に持ち、ピラピラさせながら言った。 「営業のW辺さん、明日…やっぱり来ないんだって〜。ファックスが来てたよ〜」 息子の英会話学校から帰宅した僕は玄関から聞いた。 「何て書いてあるの?」 実は一昨日、我が家の上棟立会いを、既に忘れているかもしれない(笑)営業W辺さん(最近係長に昇進したらしいです。おめでとうございます♪)に、僕は1通のメールを出していたのである。 そのメールで僕が聞いたこと…それは 金曜日のボクラの事前チェックで気がついた“屋根を留める釘の飛び出し”等の修正依頼の他に、『いったい上棟立会いで僕らは何をするんでしょうか?何を用意していけばいいんでしょうか?』…と、いう事だった。 『基本的には上棟立会いはコンセントやスイッチの位置の確認や天井高の最終確認を行います。たぶんそのくらいですので特に準備などはしなくていいですよ〜♪』 という簡単な質問への答えとともに、営業W辺さんのファックスには以下のようなことが書かれていた。 『また、大変申し訳ありませんが、明日は契約前の数組のお客さんをMIFパーク(クリック!)に引率しなければならない為、行くことが出来ません。現場では工務担当のI川が対応させていただきます』 「しょうがないよぉ〜。営業にとってはもう釣っちゃった魚より餌に食いつく直前の獲物の方が大切だもん♪」 僕はファックス用紙を妻に戻しながらそう言った。 でも…なぜか妻の顔は思った以上にニコヤカだった。 「さすがシロウなのよ〜。さっき設計のW辺さんから電話があってね、『明日は僕も伺わせていただきます〜』だって♪ちゃんと覚えててくれたのね〜。」 シロウへの妻の評価はもうビヨンド★エクセレント…である。 息子が昼寝に入った後、とりあえずボクラは建築図面と電気配線図を取り出し、 コンセントやスイッチの位置や高さ、その他設備や家庭内LAN、壁内配線の5.1chサラウンド用スピーカーの位置や高さ、今後貼るであろう大型の絵(さらに大きな額縁入り)や鏡、壁付けの液晶テレビなどなどの位置を決め、その位置には石膏ボードに合板で補強してもらうこと、ついでに外壁にも庭用の屋根やバルコニー用の屋根などを将来(お金が出来たら)つけるかもしれないので、そこへの壁補強をしてもらうこと…などなどなどなど… を確認しあい、明日のミサワホームさんへの指示を決めていった。 …なんだかんだ言って…ボクラの議論は白熱し…結局水入り(息子のお昼寝からの起床)後…また夜中までになってしまった…。 そんなわけで約束の午前10時半、ボクラはアクビをかみ殺しながら、大きな声で“元気よく”、 「おはようございま〜す!!!」 と、駆け出しのアイドル歌手のように、ボクラの新居の玄関をくぐったのであった(クリック!)。 「あ〜♪どうもどうも〜」 見慣れた顔…工務担当のI川さん=“松井さん”とシロウが家の奥から現れた。 息子が僕の手を…少し強く握った。 「あれ…アノヒト…ダレ?」 …ヘルメットを被っていない工務担当I川さんを、“松井さん”と認識できない息子であった…。 と、いうわけで早速まずは1階の窓の位置や高さ、スピーカーの位置、M-wood(クリック!)の内部建具が付けられる位置を説明してもらった(クリック!)。 我が家の場合、リビングルームとダイニングルーム、そしてキッチンが扉などは無い地続きなのではあるが、それぞれの部屋と部屋の間には角があったり、コーナーがあったり…などと若干の独立性をそれぞれの部屋が保てるような間取りになっている。 それに蔵階/二階への階段はダイニングにある。 しかもボクラは壁クロスや天井クロスの選択を… 「それぞれの部屋の用途や正確が違うんだから、その独立性やイメージを際立たせるように、クロスもそれぞれ変えようよ!」 なんてことにしたもんだから、余計にM-woodの巾来やケーシングがそのクロスが変わる部分の仕切りとして多くの個所に必要になってしまったのであった。 まあ、それだから落ち着いたウォールナット色の床やM-woodを選んだのだ…が…坪単価にはちょっと影響があったかな?。 蔵からリビングが覗けるように…と半分ジョークで付けた蔵の小窓も、ちゃんと取り付いている(クリック!)。 妻のお客さんや友達…などが来た時、僕は息子と二人で、ここからこっそりと覗くのである…きっと…将来…って、それくらい仲の良い父子になってれば良いのだけど♪ しかもふと息子に目をやると、どこから持ってきたのか“自分用の図面”を手にし、なにやら難しい顔をしながらミサワさん二名の説明を黙って聞いている(クリック!)。 「まあとにかく…きっと順調なんだろう♪」 と、テレビ裏の配線指示(クリック!)とLAN関係以外、妻にすっかりコンセントやスイッチの確認等を任せた僕は、息子担当…ということで、とにかく妻とシロウ&松井さんの打ち合わせの邪魔にならないよう、こっそ〜り♪と家の中を…目的もなく…ウロツイテイタノデアッタ。 と、ふと目をやると…どうみても大工さんのだと思われる建物詳細施工図(たぶんこれがボクラも見れない社外秘の図面だと思います)に息子が落書きをしている(クリック!)!! 「あ〜!!!!!」 と…息子を抱えて妻の方に行くと… 妻は玄関の大型の鏡や下駄箱、コート掛け…といった、ボクラが知り合いの家具屋さんに造ってもらって後日ミサワホームの大工さんに取り付けてもらう予定になっているインテリアの詳細採寸や、取り付けるための壁の補強の打ちあわせ(クリック!)をしていた。 大型の鏡は、ミラーマットというもので、これだけは知り合いの家具屋さんに直接つけてもらうらしい。インテリア系のわりと特殊な部材らしくこれだけは家具屋さんがつけたほうがいいだろう…との妻の判断である。 本来施主支給の様々なインテリアも設備も、家に穴を開けなければ取り付けられないものはすべて、若干高めの工賃を払ってでも…取り付けはミサワホームにやってもらおう…と、僕は思っていた。 今使っているものを持ち込むつもりのエアコンの取り付けも同様である。 万が一、家の壁などになにか問題が起こったときなどの、責任の所在をミサワホームに集中させたい…というのがその理由であった。 そう言った意味ではこの鏡が唯一の施主支給&取り付け物かもしれない。 「とにかく、この部分はなにか起こったら嫌なんで、鏡の大きさ全部の部分を合板で補強しておいてください♪」 僕は息子を抱っこしながら…横から“そぉ〜”っと、口を挟んでみた。 …壁を見ると…既にチョークでの指示は、鏡の大きさ全面に合板で補強をいれることになっていた…。 とりあえず…出る幕があまり無い事を悟り始めた僕…であった♪ 「サムライさん〜。メール頂いた木質パネルの亀裂や浮きなどの部分、まだ直せていませんが、このようにすべてに指示は入れてあります。おそらくボンドのようなもので、修正していく事になると思います〜」 松井さんがすっかり“蚊帳の外”…で息子と遊んでいる僕に声を掛けてくれた。 まあ、そのお心遣いは嬉しいが…ちゃんと修正しろよ(ニヤリ)…と微笑みを返す僕だった。 そんな僕がダイニングからお庭(クリック!)をぼーっと眺めていると…後ろで何やらガヤガヤ… そう…妻とミサワさんはボクラのもう一つの施主支給家具、知り合いに人工大理石で造って貰うことになっているキッチンカウンターを制作するための詳細採寸やその取り付け位置、それが付くことによるコンセントの位置の変更…などの局面へと突入していた。 「こんな感じです〜」 と、板を持って設置イメージを伝えてくれるシロウ&松井さん(クリック!)…ナイスフットワークである。 …と、いうわけでボクラの上棟立会いは結構な時間を経過していた。 だいたい1階は終了(クリック!)…ということで、ボクラはお昼ご飯を食べに行ってから、蔵階と二階を行うことにした。 そんな時、僕の携帯電話の着信音が鳴った。 友人のIだった・・・工務担当の“松井さん”の本名(ややこしくてすいません)と同姓である。 彼は内装関係の仕事をやっていて、そのツテで“少しばかり”安く(俗にいうお友達価格…ですね)で一流メーカーTブラインドのカーテン、ウッドデッキの施工、そしてイ●ックス製の玄関やアプローチのタイル左官作業をしてもらうことになっていた(タイルはどうしてもミサワホームのだと好みがなくて…施主支給で施工までやっちゃうことにしました♪)。 そして今日彼は、ウッドデッキの採寸・・・ということでウッドデッキのデザイナーを連れ、わざわざ現地にやってきてくれたのであった。今、最寄の駅に着いたらしかった。 玄関で靴を履きながら携帯電話に出た僕が、割と大きな声で言った。 「お〜!! I(友達の名前…呼び捨て)!!!」 リビングでシロウとなにやら打ち合わせをしていた“松井さん”が急いで玄関にやってきた。 「ハイハイ?なんか…呼びましたでしょうか〜??変なところありました〜??」 そんなこんなで昼食後は2階のチェックから幕を開けた。 我が家の二階の天井はすべて勾配天井(屋根の傾きに沿って天井が作られています…クリック!)である。 二階の図面(クリック!)では寝室、子供部屋とも最も低いところが高さ2000、最も高いところで高さ2700となっている。 ちなみに階段の踊り場は2400程度である。 “松井さん”が壁にメジャーを当てながら言った(クリック!)。 「ミサワホーム西関東では、天井を支える部材は金属ではなく木の枠を採用してあります。ですので現場施工の工夫によってサムライさんのお宅なら2階の天井を高くすることが出来ますよ〜 (ディーラーによってはこの部材は金属らしいのだが、そうすると工場で作ってきてしまうため、なかなか現場では変更が難しいそうだ) 」 僕は喜んだ。なにせ僕は身長183センチ。少しでも高いほうが言いに決まってるのである。 「ぜひぜひ〜。是非お願するでやんす」 そんなわけで各部屋の最も低い部分を約10センチ程度、ホールも20センチ強高く施工していただくことになったのであった(ちなみに蔵の高さも1150程度は取れそうだ…とのこと)♪ 『らっきーらっきー♪』 てな感じで、いまだ細かいコンセントなどのチェックと指示をする妻(クリック!)を尻目に、すっかり飽きちゃって1階に先に降りてしまった息子が心配になり… “追いかける”という名目で僕も1階に降りていったのである。 階段を下り、ダイニングに到着すると…息子はまたまた“ドコから持ってきたのか”ホウキとチリトリでお掃除中であった(クリック!)。 「おー感心だね〜。静かになんかやってるから不安になっちゃったよ〜」 なんて息子に話しながら、友人のIのウッドデッキの採寸現場(クリック!)を眺める僕だった(特に基礎と家の雨水配水管の位置関係で細かいツメが必要みたいですね)。 しばらく…Iと雑談なんかをしていると… 「できたぁ!!!」 なにやら“いや〜な予感”を感じさせる息子の声…。 和室の壁パネルには…なにやら恐ろしい生命体の絵が…(クリック!)。 大笑いの友人が叫んだ。 「サムライ〜。息子さん、すでに第二作目の制作に取り掛かってるぞ〜」 振り返った息子(クリック!)は悪びれずにこう言った。 「カメちゃん書いてるの♪」 …大工さんがこの指示通りに…ここにカメを付けない事を…祈るばかりである…。 そんなわけで5時間強にわたった上棟立会いもこれにて無事終了である。 良かったのか悪かったのか…ちゃんとチェック出来たのか出来なかったのか…?それはいまいち良くわからないのだが…まあ雰囲気的には無事終了!である。 修正個所やこちらの要望がきっちりと書かれた『上棟立会承諾書』(クリック!)にサインをし、帰路に着くボクラだった。 すっかり仕事をやってる気になっている息子は 「アリガトウゴジャイマシタ〜。ヨロチク〜」 と、最後までシロウ&松井さんに挨拶をしていた(クリック!)。 さて… 上棟立会いの3日後…5/26日。 妻はまた、今度はお義父さんと知り合いの家具屋さんをつれて現地へ向かった。 これは取り付けなどのかなり細かいところを含めて、キッチンカウンター及び下駄箱、玄関の大鏡の採寸をする為である。 「そういえば1階の天井高ってどうなってるんだろう?2階ばっかり気にして1階は説明受けなかったけど…図面とおり(リビングは3200、その他の部屋は2400)なのかな?ついでに現地で“松井さん”に聞いてきてよ♪」 妻に特命を言い渡した僕だった。 会社にいる僕に妻から一通の携帯電話メールが写真付(クリック!)で入った。 『終わったよ〜。家具もちゃんとはかれたし、納品や取り付けの話も現場の大工さんとちゃんとできました! …で、1階の高さは、なんかダイニングから2階に向かう階段の梁があるんで、2センチくらい低くなっちゃうって言ってたよ〜。 今はジジと子サムライがお店の厨房で遊んでマース」 なにぃ!!!!!!!!!!!!!!!! この妻からのメールで僕はちょっぴりムッとしてしまったのである。 1階が低くなる?どの部屋が?2センチくらい?くらいってなんだ???くらいってぇ〜!!! 『身長183センチの僕にとって、2400の高さが2380になるのって、結構“た〜いへ〜ん”なことではないでしょうか?もう少しちゃんとした説明を直接僕にして欲しいんですが?』 速効で“松井さん”に怒りのファックスをした僕だった。 まあ…住んでみて…今から考えると、この頃は少し神経質だったかな?と思う。 でも何度も書くけど…この頃はこの“やってる感”が楽しかったのだ。 う〜ん?“楽しかったのかなあ?”…どちらかと言うと、その “楽しさを味わう”ってことを問われている気になってしまっていた…ような…気もする…かも。 しかも家作り…とはいっても結局は自分で設計図を書くわけでもトンカチで作るわけでもない。 ぶっちゃけて言っちゃえば…いくら注文住宅っていっても、実は黙ってても家なんてものは立派に出来ていくもんである。 でもね…それじゃあんまり“おもしろく”ないじゃないですかぁ♪ だから「いろいろわかっちゃいるけど…僕に一番優しくしてよね♪♪ミサワさん♪」 と、いうプレゼンスの出し方だったのかなぁ〜と、思うと同時に、 こんな客ばかりなんだろうから、「ハウスメーカーの人って…高額のB to C商品の取引に関わるヒトって大変だろうなあ…」 といまさらながら思う、BtoB業界勤務の僕なのでした♪。 5月28日(金曜日)…スケジュール的には“外壁材が付く”って事だったんで、仕事もそこそこに見に行ってみたんだけど… 「あくまでも予定ですから〜」 ミサワホームの工務担当“松井さん”が “日々の作業スケジュールが書かれた”詳細スケジュールを僕に手渡す時にはそう念を押していた。 「雨も降りますしね〜。大工さんも風邪とか引くかもしれないですしね〜。わかってますよ〜」 “物分りのいい”施主の僕だった。 でも・・・外壁が貼られるのは・・・とっても楽しみにしてたんだも〜ん・・・。 何度も何度も色鉛筆で絵を描いて・・・決めた外壁のデザインである。 最近の家の外壁の流行は上下のツートーン(クリック!)らしい。 「ツートンもいいかなあ?」なんて思っていたのだが…横ラインで色を分けるには、サイディングを留める金具が必要で、10数万円追加になるとのこと… と、いうことで縦ラインでのツートンで思案しまくり…. と、いう過程を経て出来たデザインがついに立体になるのである。そりゃ楽しみにしないほうがどうか!!と、いうわけである。 上棟現場審査合格!!の通知書(クリック!)も住宅金融公庫から我が家にやってきた。 と、いうわけ…でもないのだが…「いざ出陣!!」と業務が終日埼玉へ外出…だったことをいいことに、“多少”早く業務を切り上げ♪、妻・息子と待合せをし、建設現場へと向かったボクラだった。 「ちょっと先に公園によっていこうよ〜」 という息子のリクエストに答え、住宅街の近くにある公園でピクニック気分でお弁当を食べてみた(クリック!)。 ちなみにこの公園…新!我が家からは車で5分程度のところだが、そこの前の景色はこれである(クリック!)。 この日…なぜかこの田んぼにはバラバラに破れた数ページの“エロ本” が散乱していた。 僕の小学生高学年時代…まさにエロに興味が出てくる時代…アイドルがピンクレディ(クリック!)だったのは時代を感じさせるのだが…なぜか落ちているエロ本は全て濡れていた。 サムライ少年とその悪友達…はそれを一生懸命ストーブで乾かし、読み耽ったものだが、さすがに田んぼに落ちているエロ本を拾ったことはなかったなぁ〜(横浜育ちの僕はなかなか田んぼを見る機会もなかったが♪)。 子サムライが、この田んぼから…“それ”を拾い上げる日は来るのだろうか? ちなみに公園方面から住宅街に近づいてくるとこんな光景も見える(クリック!)。 まだまだ都市計画…区画整理による造成は続いているのである♪(数年後に都市計画は完成だそうです) と…いうわけで家に着いてみると… あれ?(クリック!) まだ防水シートが剥き出しである♪ また…妻の目が…ツメタイジャナイカ… 外壁の代わり…といっては何だが…、壁からは外の電灯用のコードなんかが出ている。(クリック!)。 なるほど〜。こうやって穴あけたところは防水テープってので塞ぐんだね〜。大丈夫なのか?こんな軟いので? なんて思いながら、玄関ポーチに立ち…上を見上げてみると…「あ!お風呂が入ってる!!!」(クリック!) それにしても…やはりこの前の上棟立会いは大事だったんだなあ〜と改めて思う。 一歩家の中に入ってみると…この前の妻の指示通りに、壁のパネルには電気のスイッチ・電気配線用の穴がバコーン!バコーン!と空いているのである(クリック!)。 …いずれこの上に石膏ボードが貼られ・・・クロスが貼られ・・・と、見えないところ…というのは重々承知ノ助なんだが…“もう少し”キレイにカットしてくれると『気分ヨシ!!』なんだけどなあ〜… 廊下を見ると、なんだかでかい装置からチューブ(ダクト?)がうねうねと出ている…(クリック!)。 「在りし日のオウム●●教のサティアンみたいだなあ〜」 と軽口をたたいていたら、電気屋さんから 「それが24時間フロアセントラル熱交換換気システム(クリック!)ですよ」 と言われる。 そのチューブ(ダクト?)は部屋中の天井を這いずり回り…ダイニングの階段から二階へ(クリック!)、そしてリビング(クリック!)などにも這っている。そういえば、天井などの一部には既に石膏ボードも貼られているようだ。 階段の下にある収納を見てみて妻が『あれ?』と…。 ここは設計の段階ではクッションフロアだったのだが、なぜかフローリングが張ってある(クリック!)。 。 「すいませ〜ん。フローリングの方がいいかな〜と思って…予備を使ってここもフローリングにしたんですけど〜」 大工さんがにこやかにボクラに言った。 まあ、ここをクッションフロアにした理由が、フローリングより材料費が安いから…というだけの理由だったので、そんな現場での改善は、もちろん♪ウェルカムである。 階段を上がると、上棟立会いの時に『傷がついてますよ〜』と言ったところがボンドで修復されていた(クリック!)。 そして… バスルームのお出まし(クリック!)である。 なにやらまだ工事の道具などがたくさん置いてあり…そういえば床もまだなかったし…下手に中に入って…下(ということは玄関)に落ちると怖いなあ…と思って、恐々外からパチリ(クリック!)である。 まあ…銭湯ほどは広くないが…今のマンションよりは広いぞ!…ということでちょっと満足♪である。 ちなみにお風呂の脱衣所にも例の“24時間セントラル換気システム”の装置が取り付けられていた(クリック!)。 …相変わらずオウムのサティアンのようである♪ 寝室を通り抜けよう・・・としたところで、クローゼットがすでに出来かけていることに気が付く(クリック!)。 「あれ?これって一番最後の…引越し後に作るってシロウが言ってなかったっけ?」 このクローゼットの右側のスペースが大きく凹んでいるのにお気づきだと思う。 この部分には、妻の婚礼ダンスが『ドカーン!!』と入ることになっているのである。 この婚礼ダンス…お義父さん&お義母さん…頑張りましたね〜!!と言う感じでとても大きな代物である。 これをどこに置くか…どのように収めるか…が、設計当初からの難問であった。 結局寝室のクローゼット横に上手く収める…ということで形がついたのだが、このタンス…大きな上にとんでもなく重い。 しかも隙間なくぴっちり収めるためには… 「引越し屋さんがタンスを納めてからクローゼットの横板を作りましょう♪」 と、言うのがシロウからの提案だったのである。 「あれ?なんでそれなのに…なんでもう出来てるんだ?」 これは家に戻ったら速攻で“松井さん”に確認せねば…である(後ほどの確認で、結局これはシロウと松井さんの話し合いの結果、引越し屋さんの手が入る隙間を取らないとタンスのドアが開閉しないだろう♪ということで先に作っちゃうことになったそうです。実際ぴったりと作られたので今では満足です)。 …と、その寝室を通りベランダに出ると・・・ ちゃんと追加でお願いした、ベランダ壁面の補強(いずれベランダに屋根をつける時の為です)もちゃんと行われている(クリック!)。 そのベランダから子供部屋に行くと… 割れているところには指示のチョークがまだあり(クリック!)、補修されている小穴にはボンドが埋め込まれていた(クリック!)。 この割れ目の補修は忘れないように、これも“松井さん”には、ちゃんと帰ってからファックスをした… “うるさい”施主の僕であった♪ 分譲地から少し歩くと、ミサワホームの大きな物流基地(クリック!)がある。 道を挟んでこっち側…がボクラの分譲地である。 その歩道を息子と自転車で走ってみた。 まだ5月…というのにもう湿気と高気温で、息子は汗びっしょりである(クリック!)。 「ふひ〜あちゅいね〜」 と、言いつつも…この広くて気持ちのいい道を走るボクラ家族・・・。 まだこの時点では…この夏訪れる、“とんでもない”猛暑の予測なんかはしていなかったわけである♪ 5月30日(日曜日)…一階の高さについて現地で説明したい♪と呼ばれて行ってきました。父と息子の二人で。… “松井さん”から電話があったのは金曜日、ボクラが現地に行ってる時らしかった。帰宅後の留守電にはこう録音されていた。 「日曜日、現場に来てくださいませんかぁ?1Fの高さについて現地でご説明したいんですがぁ〜」 妻の冷たい視線… 「だから…今日行かなくても…よろしかったんじゃ…なくて?」 と、いうわけで…しょうがない…。 日曜日、息子を連れた僕は、寂しく電車にて…1時間ちょい。現地へと旅立ったのであった。 まあ…いうなれば“はじめての”父と息子の二人旅♪(クリック!)である。 現地につくと・・・外壁が半分くらい貼られていた。 「あれ〜?白かった僕のおうちがブラウンになってる〜」 息子が得意の英語を使って感激している。 「ダメだね〜。だれがこんなことしちゃったんだろうね〜。バッボーイだね〜」 …と、決して喜んでいた訳ではなかった息子に少々“ずっこけ〜”だが、それでも僕は 「お-----------------!!!!!!!」 である♪ とりあえず北側の窓部分(まだこの茶色の外壁しか貼られてません)から始まり(クリック!)、東側・南側・西側…と足場を抜けて見て周り、 外壁って…意外に薄いもんなんだな〜(クリック!)なんてことを思いながら…、 約束の11時、“松井さん”の待つリビングへと足を進めたボクラだった。 なんだかよくは知らないが…リビングの天井付近(天井裏となるところ)には、黒いパイプのようなものが“ニョッキリ”と壁からハエテイタ(天井裏への外気の取り込み口だそうです…クリック!)。 いつの間にかもう…一昨日来た時よりもだいぶ、石膏ボードが貼られ、家らしさを増している それにしても…まだ5月だというのに…この日はとんでもなく暑かったのである。 こういっちゃあ何だが、太陽はジリジリと…まるでテキサスのようだったのである。 駅から我が建築現場までは、歩いて約10分弱なのだが… 前にも書いたのだが… まだな〜んにもない… 整地開発中の原っぱが数100m続くのである。 これが…暑い中では結構ボクラをへたらせる…のである。 特に今まで車でしか来た事のない息子のへたり様は相当なものであった。 …と、いうわけで… 当然なのだが、冷房のない部屋の中も、結構暑いのである(さすがミサワの高断熱!!なのかどうかはわからないが、1階は思っていたよりは暑くはなかった。…しかし勾配天井の二階の暑さは…ちょっと驚きだった♪) 別にだから…といって手を抜いた訳ではないのだが… 1階が設計よりも2センチ下がりそうだ…ということに対して “怒りのファックス攻撃…アカウンタビリティの要求!!” をした僕ではあったが、割とすばやく、松井さんの説明をチャッ(クリック!)!!チャッ(クリック!)!!とお伺いし、意外に早く納得し、現地から退散したのであった。 キッチンの下につくはずだった換気ガラリが、キッチンの下に引き出しがついていたため付けれず、ダイニングの壁(クリック!)に付けたいんですけどよろしいですか〜…と、いう松井さんからのお願いも 「あ、いいですよ」 二階のタンス収納のクリアランスの件に関しても… 「あ、了解♪りょうかい〜」 …物分りの良い施主である♪ 但し、1階の高さに関しては… 息子がやや飽きかけているのを気にしながらも、説明を根気良く受けた。 結果として、階段上り口の天井の梁の下に通常付ける…という木材を梁と平行に付けることによって、ダイニングの高さが2370くらいに低くなりそうだったところを2390まで確保可能にした。 また、リビングは設計時点の高さ3200のところを、これも話し合い3270まで高くしてもらうことにした。 残念なことに玄関からトイレに向かう廊下だけ、例の24時間換気システムの影響で高さ2250になってしまったが…これはまあよしとしよう。 それにしても、この高さ。黙ってたら少し低く施工されてしまうところだった。やっぱり施主はある程度うるさく、そしてちゃんと現場を見に行かないといけないのである。 と、いうわけでものの30分ほどで松井さんとの打ち合わせを終えたボクラは、上棟立会い時での追加見積(下地コンパネ追加…8000円、天井点検口追加…6050円、スイッチ&コンセント追加…9900円…クリック!)を貰い、現地を後にしたのであった。 「ねえ♪次どこいくの」 家を出た息子が、僕に“クリクリした目”でそう問いかけた。 僕はギラギラ…と射す太陽を一瞬眺め…そしてこう答えた。 「よし!駅まで『だっこ〜だっこ〜』とか言わないで、一人で歩いて行けたら…新幹線乗せてあげる!!ママにはかわいそうだけど、こっそり二人で乗っちゃおう!!」 僕がこれから通勤で使うであろう…駅はちょっと変わった形をしている。 2階建てのホームなのだが、1階が下り線、2階が上り線…とそれぞれのホームに立つと、まるで単線路線にいるような錯覚を覚えるのである。 よって、1階ホームから写真を撮るとこんな感じ(クリック!)だし、2階ホームからボクラの分譲地の方を眺めるとこんな感じ(クリック!)である。 そんな駅まで…息子は驚くほどがんばりを見せ… ついに大宮駅の新幹線ホームに到着(クリック!)である。 「新幹線ってすごいね〜!!電車なのにテーブルについてるね〜!!お菓子がいっぱい食べれるね〜!!」 と、少し微妙な喜び方であったが、 僕が緑の窓口で要求した“MAXやまびこ 東京行き 二階指定席”のチケットを握り締めた息子は、大喜びであった。 東京駅について、遊園地の乗り物のように“何回も乗れない”ことに若干の不満を表したが(クリック!)。 それでも…まあなんとか父と息子の二人だけの初デートはなんとか成功裏に無事終了である。 この時期、すっかり僕は家のことばっかりで、息子と遊んでやれなかったのかもしれない。 心なしか、この日の息子は、いつもより上機嫌だった。 マクドナルドですら、この喜び様であった。 …帰宅後、妻から… 「ずるい!!内緒で新幹線のりに行って!!」 と、文句をたれまくられたのは…言うまでもないことである♪ 6月06日(日曜日)…「外壁の件でちょっとご相談が…」と呼ばれてまたまた現地に行ってきました。… 仕事がついに立て込んでしまい…徹夜明けの金曜日…というわけで夕方頃、さすがに疲れて…いつもより全然早く帰宅してみると…久しぶりに設計のシローから電話があった。 エアコンのダクトに関してであった。 我が家のエアコン、今現在マンションで使ってるものは全て、新居でも使おう…ということにした。 ご存知のようにエアコンの家への取り付けは、グリグリ!!と壁に穴をあけて室外機を取り付ける。 「なんか、新築の家を引越し屋さんや電気屋さんとかに穴あけて欲しくないよな〜」 と、我が家ではエアコンの取り付けは全てミサワホームさんにしてもらうことにしたのである(実際引越し屋さんとかよりは倍以上高いんですよ〜)。 「エアコンのダクトは実は何種類か色がありまして…そのダクトの選択とエアコンの取り付け位置の詳細を決めたいと思いまして…」 電話を置いて、妻にこう言った。 「6/19に所沢のミサワでエアコンの話、シロウとすることになったから〜」 妻が思い出したように言った。 「そういえば、さっき工務のI川さんから電話があってね、なんか設計時のデザインと外壁で若干違うところが出るんで是非ご主人様に見て欲しい…らしいわよ〜。だから日曜日行くって言ったから〜」 …僕はなんか…家の外見に関しては相当うるさい施主だと思われているのだろうか・・・(笑)。 それはそうと、ふとダイニングテーブルに目をやると、ミサワホームと財形住宅金融から、それぞれ大きな郵便封筒が届いていた。 ミサワホームからは上棟時の●●百万円の請求書が届いていた。 「●●百万円ね〜」 いつの間にか、“つなぎ融資”という名目で、僕の普通銀行口座にとんでもないお金が振り込まれ、そして数日でこうやって “あっという間に”消えていく。 なんか…日に日に金銭感覚が麻痺 していく気がして怖いのである♪ しかも財形融資の方は…といえば、つなぎ融資がおりる際にも何万円単位の…申し込み手数料だったり保証料だったりつなぎ諸費用だったり…しかもその算出根拠がよくわからないし、なんの費用なのかもよくわからん。 しかもこう言った費用が引かれた金額が振り込まれるもんだから、その引かれた分は自分で補填して、支払わなければならないのである(しかもミサワさんへの振込みは手数料はミサワさん持ちだが、財十金はすべて自己負担である)。 なお、その保証料やつなぎ利息などは、ミサワさんが当初の資金計画で立ててくれたものより、押しなべて2割くらい高いのである。 これはその時、速効でミサワ資金課のT中さんに確認したところ、『最終的には返ってくるお金だとは思いますが、リスク回避の為に理論値より多くとられてるんですよ〜』とのことであった。 これから家を建てる方は、このあたりをも計算にいれた自己資金の準備をしたほうがいいですよ♪ さて、6/6はどんより曇り空であった。 「一体外壁の件で現場で説明したい…って何??なに??すごい気になるんだけど〜」 と、いう僕に対して、妻は 「まあ行けばわかるんじゃないの?詳しく聞かなかったからわかんないよ♪」 と、余裕の構えである。 相変わらず足場で囲まれている我が家が少しだけ見えた(クリック!)。 フムフム。外壁は結構貼られている。 正面にまわると外壁は茶色い部分だけでなく、白い部分も貼られたいた(クリック!)。 「いいじゃん!いいじゃん!!いったい…どこがダメなんだろう??」 僕は正面から眺めていた。 玄関ポーチもまあまあイメージ通りである(クリック!)。 茶色の外壁に入る白ラインの外壁も、まあまあいいじゃないか(クリック!)。 気になる・・・といえば、このガラリのパイプの穴(クリック!)…もっとぴったりフィットでカットできないのかなぁ?…くらいなもんだろうか? 「あ、どうもどうも〜♪」 いつも元気な現場の工務担当I川さん…我が家での愛称“松井さん”が現われた。 「いや〜♪縦の貼り分けの中では、僕が見てきた家の中でもとてもカッコいいデザインの一つですよ〜。こだわられた甲斐がありましたね〜。さすが広告業界の方だと思いました〜」 なんてお世辞まで飛び出し、“ちょっといい気分”である。 ・・・・・・・・・・・・ 「実は・・・この部分なんですが…」 真剣な顔になった松井さんが見せてくれた外壁の個所…それはこれだった(クリック!)。 玄関ポーチの柱の部分である。 …本来のボクラのデザインであれば、白と茶の貼りわけは全て垂直方向であったはずなのだが…どうしても施工上、外壁材のサイズ上どうしても柱部分は茶色でも家の壁部分は白が茶色のラインのところに来てしまうらしいのであった。 「サムライさんがどうしても縦のラインは垂直で…ということでしたら白の部分をカットして、茶の外壁を小さなサイズで貼り付けますが….そうするとあまりキレイにできるかどうか…」 .・・・・・・・・・・・・・・・・・ 正直言って“ほっと”した〜♪。 あらためて…僕はそんなにうるさい施主だと思われてるのだろうか? そしてあらためて…ぜ〜んぜん、気にならない。 「これに関しては施工しやすい方で結構です。それよりも、兎に角!キレイな仕上げを気にかけてくれれば、僕は大丈夫です♪」 「ついでに…ぐるっと一回り、外壁を見させていただいていいですか?」 松井さんにそう言って、ボクラは現状の外壁の貼られ方を見ることにした。 「お〜!!シャッターがついてるぞ〜!!」(クリック!) だったり、 「あ!!もうバルコニーの内側も外壁材が貼られてるんだね〜」(クリック!) なんていう喜ばしい発見もあったのだが… 意外に外壁材、何箇所も欠けたり凹んだり…傷がついてるものである(クリック!)。 とりあえず、松井さんに気がついた傷の所は補修個所を示すシール(クリック!)を貼ってもらいながら、さらなるチェックと補修や交換をお願いする“うるさい施主”の僕だった。 ところで、この外壁材、継ぎ目加工に防水のシリコンゴムみたいなものが使われてるのだが…これをうちのイタズラボ―ズ様(クリック!)が数ヶ所、指を突っ込んで遊んでしまった…(このゴムは数ヶ月しないと硬化しないんですよね〜)。 「あ、直しておきますよ〜」と快く許してくれた松井さんに感謝!である。 ちなみにこの日の内部であるが、 お風呂のドーム天井(クリック!)は思った以上に天井を高く見せ、なかなか気持ちのいいものだった♪(浴室暖房&乾燥機も天井にホントにうまく収まってたし) そんなお風呂の脱衣所のアイデア収納の壁の凹みにもきちんと石膏ボードが貼られていたし(クリック!)、二階の寝室(クリック!)やステンドグラスやフロスの照明を取り付ける予定の階段ホール(クリック!)もきちんと石膏ボードの継ぎ目はパテで埋められ、“今か今か”とクロスが貼られるのを待っていた。 この間妻がお願いしていた玄関の合板補強も、下駄箱部分(クリック!)もミラーやコートかけ部分(クリック!)もキチンと合板が嵌め込まれていた。 工事は順調!!!!!!!!!!!!!!である♪…と思う。 竣工予定が6月の末…そして引渡しが7月3日予定である。 そろそろボクラも、引越しに向け、やることがいろいろ増えてくるのである。 まあ…兎に角…家はその形を見せ始めてきた。 土地を探し始めてから考えれば、とても長い時間が過ぎ…そしてあとひと月で家ができようとしている。 なんで…だかは良くわからないのだが…この頃僕は、『あ〜…もうこの家作りが終わっちゃうんだな〜…』という寂しさを…少しだけ感じていたのであった。 とりあえずこれからの段取りのミーティングの為、ボクラはレストランに立ち寄ったのであった(クリック!)。 ちなみに明日は…見積競合の為、引越し屋さんが5社も我が家にくる予定になっている♪うひ〜!! 第10話につづく(クリック!) |
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