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サムライ一家の 〜そしてボクラは家を建てるのだ〜 /モクジのページへ

第12話:入居しました。単なるハウスがボクラのホームへと変わって行きます。


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引っ越してからが、実は本番なのかもしれません。
ハウスは建物のことですが、これからここが、ボクラの生活の場、ホームへと変わって行きます。

そんな過程で、住んでみてわかるいろんなこと、そして庭をはじめとして「まだまだやらなきゃならないこと」は多いのです。
もちろん、工業製品ではないので不具合も出てきます。

そんな住んでからの、様々なことを綴らせていただこうと思うのです。

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入居して2週間くらい経ちました。8月初旬、とんでもなく暑い夏です。

引っ越して約1〜2週間が経った。
まだ…外見は立派だが家の中は引越しのダンボールで一杯である。
内部がダンボールハウス…という逆現象である。

まあ夏休み中、な〜んにも片付けなかった僕のせい…と、いうのが大方の見方であることは間違いない。

いまだに家にはカーテンどころかカーテンレールすら付いていないため、朝っぱらから直射日光浴びまくり…であり、寝坊もろくに出来ないのである。

それでなくとも、まだ “自分の家”♪♪♪…なんていう感覚が妙に希薄で…なんかイベントの事務局の開設準備のために、ダンボールいっぱいの大きなホテルに宿泊してる…なんて気分であり、しっかり熟睡♪なんてことがまだ出来ないでいるのである。

しかも買わなきゃね〜♪なんて言ってたベッドもまだ買っておらず…キングサイズのベッドに家族三人で寝てるのは前とは変わらないのではあるが…夏を向かえて息子が日に日に大きくなってきているような気がするのである。

実はカーテンは本来であれば引越し後3日程度で付く予定であった。
友人のI君手配のカーテン屋さんが、ボクラお気に入りのカーテン一式を持ってきたのは数日前だったのだが…

なぜかカーテンレールなどの部材の色がライトブラウンだったのである(俗に言う発注ミスですね)

ミサワホームの家では、中心色を何色かから選択が出来る。
窓枠や巾木、そして床などの色がそれにあたるのだが…我が家ではそれを最も濃い色、ウォールナットにしたのである。

そんなわけで、カーテンレールだけ妙にライトなブラウン♪と言うのは納得できないよ♪…と、いうことで一旦カーテン屋さんには全てを持って帰ってもらい、8月4日に改めて付けてもらうことになったのである。

8月に入り…夏は新築の…カーテンの付いていない我が家にも容赦なくやってきた。
そろそろ暑くてウッドデッキは裸足で歩けなくなってきた。

テキサスでのドライブ中に、サンアントニオのアクセサリーショップで購入したミニステンドグラスをキッチン(クリック!)ダイニング(クリック!)の窓に取り付けてみたりして、少しばかりの涼しさを演出してみたりして。

家の壁ではカマキリが、まさに螳螂拳法でセミを捕まえて、ムッシャムッシャと食して(クリック!)いた・・・。

まさに夏到来!!なのである。


さて…ところでさすがに住んで2週間も経つと、あれれ?と思うところが出てくるもんである。
そんでもって…すっかり引き渡し後会わなくなっちゃった営業のWさんに、クレームの一つも言ってやろう♪…なんていういぢわる(クリック!)な気持ちも出てくるもんである。

そんなわけで以下のようなメール(抜粋及び若干編集してます)をミサワホーム営業のW辺さんに出してみたのである。

W辺様)

こんにちわ。ご無沙汰しております。
猛暑が続いてますが、お体などにお変わりはありませんでしょうか?

我が家は入居して1週間以上が経ちました。
まだダンボールハウスのような体をなしていて、少しも新生活スタート!とは胸を張って言えないのですが、それでもなんとか生活しております。
新居はとてもキモチがよく、関わっていただきました様々な方のお力のお陰だと感謝しております。
そろそろ親戚などにも引越しハガキでも出そうかな?という感じにはなっております(あれ?そういえば引越しハガキってなんかサービスでいただけるんじゃなかったでしたっけ?)。

ところで本日は入居1週間でいろいろ気が付いたところや質問などをお伝えさせていただきます。ご検討いただけましたら幸いです。

さて、この間、資金課のT中さんが我が家にいらっしゃいまして、資金のお打合せをさせていただきました。
また、T中さんからミスの申し出があり、私と妻の分の持分割合の記述ミスで登記が2週間ほど遅れるとのことでしたが、それは了解させて頂きました。つなぎ融資期間が少し延びてしまう・・・ということでしたが、この分はミサワサンで見ていただく・・・ということでしたので一安心です。また、最終金に対する値引きという形になるのですか?

それでは入居して気が付いたことを書かせていただきます。

外構ですが、この入り口の花壇(クリック!)には外灯を設置してもらったのですが、この隣には電柱の街灯があり、これは夜になるとかなり明るい光を点します。実際玄関ドア脇にも玄関灯がついていますが、つけなくても良いくらいの明るさです。つまりこの外灯は必要なかったのではないか?と思うのです。
この分譲地はミサワさんとセキスイさんの作られた町並で、ミサワさんの建築条件付なのですから、こういったことは設計段階でアドバイスがあるべきではないかと私は思うのです。
この外灯のたとえば庭側への移設とかって検討してくれないでしょうか?

また、この外灯のある花壇ですが、この前雨が少し降ったら、その翌日、キモチの悪いキノコが大発生(クリック!)しました。
土も入れ替えてもらったばかりなのにです。
これは土になにか菌がいたのではないでしょうか?また、水はけが悪い為、この花壇がポットのようになっちゃってるのではないでしょうか?
この部分の改善や、土の入れ替え(水はけのいいように)、排水漏れなどのチェックはしていただけないでしょうか?

駐車場に玉リュウを設置してもらいましたが、入居1週間でこのように枯れて(クリック!)しまっています。水は適度にしか上げていません。これは大丈夫ですか?

最後に・・・

いまさら気が付くのもなんですが、フローリングの色や質感(特に足での触感)がかなり、1階と蔵階2階で違うのですが。
親や友人が来るたびに、「なぜ統一されてないの?これは間違えたの?」と言われます。

しかも我が家では打ち合わせの時から、フローリングの種類が2種類になるとは一回も聞いたことありませんでしたし、W辺さんにも以前確認したことがあったと思います。
特に1階のフローリングは蔵階二階のものよりざらざらで、しかもキャスターなどにもかなり弱いようです。1階にはダイニングやキッチンなど傷つきやすそうな部屋があります。
蔵階&二階の床は光沢があって、いい感じではありますし、強そうな感じもあります。
これ・・・せめて一階にワックスかなんかを塗って頂いたりしていただいて、蔵階二階と質感だけでも統一してもらう訳にはいかないでしょうか?
まだ前もって知っていたなら何か対策を考えたり、諦めもついたりしたとは思うのですが、ちょっと住んでから気が付くと、なんかせめて統一感をだせる何かいい解決方法を出して欲しいと思うのですが・・・。

と、入居後気がついた点や質問、要望を記入させて頂きました。すべてが我々の思い通りにサービスしていただける・・・とも思っていませんが、ぜひ、真摯にご検討頂き、なにかいいソリューションを期待しているのですが・・・。

W辺さんからは翌日メールで、「今関係各所と検討しております♪」との返事がきていた。 さて・・・どのくらい希望が通るものか・・・?ちょっと楽しみである。

その数日後・・・8月4日、ようやく全室にカーテンがついたのである。

リビング(クリック!)は暖かい感じを醸し出すようにクリームイエローとした。
ダイニングは白色系(クリック!)。シェイドとカーテンである。
寝室のカーテンは…実は前のマンションでリビングで使用していたカーテン(クリック!)であり…カーテンレールだけをつけてもらいました(笑)。それと光採りの窓にはシェードを採用。

その他の部屋も…特にまだ誰も使う予定のない子供部屋などは前に使用していたカーテンを利用できるように、カーテンレールのみ取り付ける(クリック!)…というシブチンな面も見せつつ、我が家のカーテンは付けられていったのである。

ちなみに、我が家の階段はリビングとダイニングの間についている。
まあ俗に言うリビング階段…大雑把に言うと、「リビングに階段を作って、リビングを通らないと2階に行けないようにする」…というやつである。
家族のコミュニケーションを大事に…ネ♪というまだ大きな夢を持っている“施主様兼家長様”のアイデアの一つだったりするのである。

ところが、このリビング階段というやつ・・・まあ当然なのだがリビングの冷暖房効率を極端に下げるのである。

そこで、我が家では立川ブラインド様に相談した結果、パネルスクリーン(クリック!)というものをつけることにしたのである。
まあカーテンで出来た階段への引き戸みたいなもんである。

ちなみに実際にはこのように設置されている(クリック!)

いや、これが・・・冷房ではそれほど効果を感じなかったのだが…実際これを書いている真冬の今、非常に重宝なのだが、暖房においてはその力を如何なく発揮しているのである。

とにかく!!!カーテンも付き、ようやく家の体裁が整ってきたのである。
しかし、これからが…本番なのである。いろいろなことがあるのである。噴出!!である。

…そのくらい…この夏は暑かった…と、いうことなんですよ♪

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入居3週間くらい経ちました。砂利をひいてみました。…そしてもちろんトラブルも!!

我が家のある分譲地は未だにまだ保留地(クリック!)である。
2年ほど先の換地公告をもって初めて僕に本当の意味での所有権が移管されたりする…らしい。

そんなわけでまだ住所の無いところも有ったり…地図などにもはっきり載っていなかったり…しかもその割にはとんでもなく大型の住宅地だったり…と、配達業者さん泣かせなことは言うまでもない。

その土曜日も午前中から何回も電話である。
「ニトリの配送なんですが・・・近くまでは来てるんですが、よくわからないんですよ〜。」

まあ電話で道案内しようにも、僕もすべての近所の方の家の位置関係をわかるはずもないので…とりあえず相手が探し当ててくれるまで…気長に待つしかないのである。

そんなわけでトラック到着(クリック!)

配送兼組み立てのニトリのおじさんが持ってきてくれたのは…パイン材の木製すのこ風ベッド(クリック!)である…。キングサイズの大塚家具で新婚の時に購入した高級(笑)ベッドの隣に鎮座…である。

もちろんこの“すのこベッド”は僕専用…である。

話は数日前の休みの日にサカノボル…のである。

「サムライさん〜♪ミサワのサービスで“引っ越しましたハガキ”を作らせていただくんですが〜。それでちょっと僕がデジカメでサムライさん宅を撮影に行っていいですかね〜?」
と営業のW辺さんから電話があり、まだダンボールハウスだった我が家は撮影の被写体となったわけである。

「リビングを撮影しましょう〜♪」
と、W辺さん。
「じゃあ、あの辺のダンボールどかしますよ〜」
と…僕。

ダンボール箱を数箱持ち上げた際、ちょっと腰がグキ…となったのは…感じたのである。

去年の夏、旅行先でぎっくり腰を経験している僕(詳しくは旅行コーナーの隠岐旅行編で!)は、『や・・・ば・・・い・・・』とは思ったものの、とりあえずW辺さんが帰るまではニコニコ顔で過ごし…その後、
「これは・・・ひょっとするとやばい・・・ぞ・・・」
と、まだ “冗談なのかマジなのかよくわかってない” 妻に言い残し、和室で横になっていたのである。

そんな状態で…しかもウツラウツラと昼寝してしまった僕に対し、3歳…遊び盛りの息子は容赦なく飛びかかり

「うぎゃーーーーー!!!!!!」

と、あっという間のカンペキなぎっくり腰…である。

痛みで僕は失神寸前である。目の前真っ暗で意識も遠のく感じである。
顔が真っ青で口から泡を吹く僕に慌てた妻は、間違えて脳外科へ電話…である。

…と、いうわけで…

柔かいベッドにはとてもじゃないけど寝られなくなった僕のために、この固そうな“すのこ風ベッド”を購入したわけなのである
(…ちなみにぎっくり腰後数ヶ月、もちろん痛みはかなりなくなった今でも、僕はこのすのこベッドで就寝デス・・・。それどころかたまにキングサイズベッドに横になろうとすると、息子に『ここはママと僕の場所でしょ!!』と、怒られます)


そんなわけで…我が家の片付けや庭作業の予定は大幅に狂いまくり…

あまりにも見かねた妻のお父様&お母様がいろいろ花を買って(もちろん僕のお見舞いの花ではなく、庭や花壇に植える花です) 来てくれ(クリック!)たりしたために、北側の花壇(クリック!)やカーポートの土部分(クリック!)も植物でかなりキレイになったのである。

さらに8月10日にはミサワホームの外構業者さん、ミサワフソーランドスケープ”のT中さんが やってきたのである(クリック!)
そう、前回にも少し書いたが、営業のW辺さんにクレームを付けた、門灯の位置を直しに来てくれたのである。
「いや〜。電柱のライトを全然考慮してなかったこっちのミスです〜」
と言うことである。アリガタヤ有難や・・・。

と、いうことで門灯は、ちょこっと暗かったかなぁ・・・と思われる駐車スペースへと 無事に動かされた(クリック!)

しかもずうずうしいことに…T中さんにちょっとお願いをしてみたのである。
「このレンガを使って…家のバックヤードと側道を区切る仕切りを作りたいんですが…なかなか素人ではうまく作る自信が無くて・・・」
T中さんはニコヤカに即答してくれた。
「まだこの住宅街には職人がたくさんいますんで、いろいろ迷惑かけちゃったんでサービスでやらせてもらいますよ♪」

そんなわけでプロの道具にて、モルタル作業を含めて非常にうまく、家の周りの地中に這っている配管なんかもちゃんと避けてもらう形(レンガを配管の形に削るわけですよ…これが。ボクラじゃ絶対ムリ…でした)で、 レンガの仕切り(クリック!)を見事に作っていただいたのであった♪
ちなみにぎっくり腰の僕が寝る、寝室あたりから覗くと こんな感じ(クリック!)であった。

さらに…である。

ぎっくり腰を抱えた僕がヨタヨタ…と情けなく会社なんかに行っている間に…

翌日も泊まっていってくれた妻のお母さんと妻のたった二人で、なんと…軽トラックを借り、百数十袋の小石を園芸屋さんで購入し、二人で積み込み…庭の側道に小石を敷き詰めてくれた(クリック!)のであった。

玄関先の山モミジを植えているところには、ウッドチップみたいなものを敷き詰めた(クリック!)らしい。

「やれば出来るのよ♪」
そんな勝ち誇った妻に…
『情けない夫ですいませんだす…』
と、ひたすら恐縮する僕…であったのである。


さて・・・

ぎっくり腰を抱えながらも、生活用品や日用品、そして今まではあまり縁の無かった園芸用品の買出しが非常に重要な土日の仕事となっていたこの頃であった。

幸いにも我が家の近くには、あの巨大なのジョイフル本田を始め、D2、カインズホーム、ビバホームなどのホームセンターが目白押しで・・・

その他ロジャースやダイエー、そしてイトーヨーカドーなどのスーパーマーケットなども含めて、どこもかなり大きな無料の駐車場を持ち、道も広いため、かなりストレス無く買い物が楽しめたことはラッキーであった…と思う。

まあぎっくり腰のため・・・園芸用品は増えていくのだが、さっぱり庭仕事は進まない・・・と、
「相変わらず、“買うだけ”で満足してるわね〜♪」
と言われる僕なのであった。


さて・・・この年の夏は記録的な猛暑であった…。

“すのこ風ベッド”が置かれて3日後のことである。

裸足の足元になにやら・・・ネバ〜…としたものが…。

ベッドを見ると…(クリック!)

なにやらベッドの各所から、蜜のようなものが垂れている(クリック!)のである…。
真新しい寝室の絨毯もなにやらその部分、べちょ・・・と、いう感じである…。

セメダインなんだか木の蜜なんだかはよくわからないが…早速怒りのクレーム電話をニトリに入れた僕であった・・・。



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入居4週間くらい経ちました。ようやく銀行でローンの最終手続きです。

「新築の家の新品の寝室の絨毯が汚れちまったじゃねえですか〜!!」

と…、そんな強く言ったつもりはなかったのだが、183cmの僕の前で、異様に身を屈めて、恐縮する二トリさんであった。

まあ、こっちとしては“少しだけの色”でも付けてくれれば(うっひっひっひ♪)、べつに揉め事起こそうとはこれっぽっちも思ってないので、
「まあ…ちゃんと検査したもの持ってきてくれて、しかも万が一またなんかが垂れてきたときのために、ベッドの下に敷くカーペットみたいなものをサービスで付けてくれたらそれでチャラにしてあげますよ♪」
なんて極めて紳士的(笑)な態度で接したのであった。

この垂れるもの…これは木材の脂(ヤニ)だったらしい。

これが検査不十分+この夏の記録的猛暑で垂れてきてしまったらしいのだ。

…結局このベッド騒動は、翌週二トリさんが持ってきた新しい代替のベッドに、またまた謎の汚れがあったりして…二トリさんまた持ち帰り…と、トラブルや、
「今度こそ!私が自分の目で確認してお持ちしましゅ!!」
なんていうマネージャーの宣言なんかもあったりして、きちんとした代替品を手に入れるまで約1ヶ月程度の時間を費やす事になるのであった。

まあ幸いにもぎっくり腰は1ヶ月じゃ完治せず…この“すのこベッド”が無駄になることはなかったのであるが…

さて、ところでこの週は非常に重要な作業があった。

ようやく我が家も建築基準法に基づく最終的な検査が終了(クリック!)し、ついに住宅金融公庫のローンの最終段階及び火災保険の申し込みが出来るようになったのである。


この公庫の火災保険の領収書を明後日までに財住金に提出しないと今度は財形の方のローンの最終申請が出来ない…

するとローンの実行期日がさらに延びてしまい…さらにつなぎ融資の金利負担が増えていく…

と、いうわけでボクラは所沢の三井住友銀行をちょっぴり緊張しながら訪れたのであった。

この銀行というのはご存知のように支店ごとに結構縄張りミタイナモノ…があって…。
本来であれば、同じ三井住友銀行なんだからもっと家の近くの支店で手続きできればいいのに…

たまたま最初に手続きをしたところがミサワホーム西関東の支社のある所沢…ということで、その後のローンの最終手続きや保険の申し込みは、この所沢支店ローンプラザで行わざろう得なくなってしまったのである。

ローンプラザの待合室は非常に静かで…

息子もなにか直感で察したらしく、「静かにしないとね♪」(クリック!)と、珍しく何度も繰り返すのであった。

いろいろな銀行側の不手際(担当者とのアポも事前にとって、万全の準備で行かされた割には…なぜか銀行とローンプラザの方で連絡がうまく行っておらず…)もあり、しかも住宅金融公庫の〆日(この日をすぎると融資の実行がさらに半月以上ずれるらしい)の夕方のため…さらに行員の“領収書に印紙を貼り忘れ”や“書類にハンコもれ”なども続発し…、夕方の支店とローンプラザの間を数往復も走らされたのであったが、ようやく…なんとか火災保険も契約を済ませ(クリック!)ることが出来たボクラであった。

「もし全焼しちゃったらどっかの工務店で安く建てればいいや♪」
と、外構費用分やインテリア費用、その他端数などを切り下げた、最低限の建築費用だけ掛け、火災保険を出来るだけ安く済ませるかわりに、地盤などのこともあり心配な地震保険(これは火災保険金額に対する半額まで掛けることが出来ました)を最長の5年分掛けることにしたのである。

さて・・・とりあえずこれでメンドくさいローンの書類関係はなんだかよくわからないが一段落…である。
これから先はこれらボクラが申請した書類が、抵当権設定のなんちゃらカンチャラ…で動いていき、晴れて予定では住宅金融公庫は10月から、財形住宅金融は11月からローンが始まることになる…らしいのである。

…と、いうことは今月&来月は、なんとマンションの家賃もなければローンの返済もない…のである…。

…しかし、それによく気がつかずに…

なんかお金があるなあ〜♪
と、
妙に外食、お買い物と散財してしまった…この二ヶ月であった…。ショック…。


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入居5〜7週間くらい経ちました。家の防犯やメンテナンスについてお勉強!さらにお庭作りに着手!!です。


ある日、外構業者であるミサワランドスケープのT中さんから電話があった。
「いろいろご迷惑かけちゃったんで、なんかサービスさせていただこうと思ったんですが…あのウッドデッキの上にでも置く、小さなライトなんていかがでしょう?」

そんなありがたい申し入れは無条件でYES!なのである。
…と、いうわけでちょっぴりシャレた小さな外用の電灯を二つ、T中さんに持ってきてもらったのだが…

なにやらT中さん電灯以外に…少し大きめの装置のようなものを持っている。しかもT中さんだけではなく、電気屋さんのような方まで一緒である。

「なんですか?それは…?」
妻が聞いた。

「いや〜…実はこの外用の電灯は単にコンセントにつなげればいいもんじゃなかったらしくて…。コンセントのところにこういった機械を設置しなければならないもんだったんですよ〜。軽いサービスのつもりだったんですが…意外に大きなものになっちゃいました(笑)」

その機械とは…自動日照感知システム&タイマー付きの電源ボックスのようなものである。
…若干悪いな〜…とは思いつつも…まあラッキー♪ラッキー♪
と、いうことで我が家のウッドデッキには夜間になると自動的に点く外灯(クリック!)が設置されたわけである♪

「夜の庭があまりにも暗すぎて、ちょっと不安だったからこれは良かったね〜。」
ついで…と言ってはなんなんだが、この件で少し家の防犯に関心が高くなったボクラだった。

…そんなわけで、またまたジョイフル本田、D2,ロジャース…等々を見て回り…
窓(クリック!)ドア(クリック!)などに警報機を各種…買いすぎ!!って感じでそこらじゅうに装着!!である。
…まあ本職の泥棒さんに掛かれば“ちょちょいのちょい♪”なんだろうが…まあ気分的には “防犯してる感”バリバリ♪である。


9月に入って猛暑も多少落ち着いてきた…とは言ってもまだまだ暑い日は続いていた。

そんなわけで、店舗の内装会社を営む友人がくれたデッキ用のアンブレラも結構な活躍である。
(ただし、この時期になるとさすがに真上からの太陽・・・というわけではなく、この椅子に座るとかなりの直射日光で…、日傘の役目はまったくしないのではあるが)

そんなウッドデッキの上で…ビールを飲みながら庭を眺めると…

まだまだ…庭は土のまんま…である。
たまに風が吹くと土ぼこり…である。

これじゃイカンなぁ…
とは思いつつも、ぎっくり腰はまだ完治までは遠そうで…

「とりあえずさあ、お庭の業者さんに見積もりをとってもらってさ、10万くらいならやってもらっちゃおうよ♪せっかくのお庭がいつまでもこれじゃあ…もったいないしね♪」

…と、いうことで設計時、
「庭は楽しみながら自分でやりますよ〜!!」

…なんていうミサワさんへの啖呵はドコへやら…ボクラはインターネットでお庭屋さんを数社選び、庭を見てもらって見積もりを取ってもらう(クリック!)ことにしたのであった。

見積もり案件は
●コニファーと金木犀をいい感じで庭に植えてもらって…あとは全面芝生を敷き詰めてもらう。
●その際、デッキがあるところ以外の庭の土(現在の硬くて石がイッパイの土)は数センチほど掻いて搬出してもらい、その代わりに芝生の育成に適した土を入れてもらう
…と、いう感じだった。

当初はどの庭の業者さんも、土を入れ替えるのは大変だから、数センチ新しい土を乗っける方法で…と、言ってきたのであるが…

それだとウッドデッキの部分が低くなってしまい…大雨などのときに家の方に水が来てしまう恐れがあるので…それは絶対NO!!であった。

「そんな条件で10万程度でできるのかなあ…?」
少々不安なボクラであったが、まあ業者の皆さんの「なんとか検討してみますよ!!」という笑顔を信じ、見積もりの到着を待つことにしたのであった♪

さて、話は変わって…

ここでは何度も書いたことだがボクラの分譲地はかなり多くのミサワホームの家が建っている(残りの半分はセキスイのお家)
そんなわけでラッキーなことに、住まい向けの講習などを、自治会所有の近所の集会所などで開いてくれるのである。

と、いうわけで9月4日のミサワホーム主催の講習会のテーマは“住まいのお手入れ方法”であった。

ミサワホームさんの営業マンが多数やってきて、先ずはスライドでの勉強会(クリック!)の後…
傷ついたフローリングの修復方法実践編(クリック!)へと進むのであった♪

…なぜかこの“みっちり2時間半”の出席のお土産はトイレがつまったときのキュッポン(正式名称はわかりません。とにかくトイレがつまったときに吸い込む枝つき吸盤のお化けみたいなものです)であった。
「これが実は皆さんが一番持ってなくて…しかしあると一番重宝するんですよ〜」
と、ミサワさんの営業部長が力説していたので…まあ、ありがたく頂くことにしたわけである。

またまた話は変わるのだが…

…ボクラが引越ししてきてから1ヶ月と少しが経ちつつあった。

ボクラはこの夏、かなり精力的に、我が家の周りを探索し、そして地元で遊んだのであった。


近所の神社(これが有名な神社でした)の意外に大きなお祭り(クリック!)もあったし…

車で20分ほどの大きな池(貯水池?)の巨大噴水(クリック!)は、
夜になると観客もほとんどいないのにライトアップ(クリック!)され、
しかも音楽に合わせてムーブすることも知った。

ちなみにその池の周囲にはカッパの看板が多数設置されている。

…このセンスは決して嫌いではない♪

さらにお気に入りのイタリアンレストラン(クリック!)も発見することができたのだ。

暑い暑い夏だった。
さらに、片付けやら補修やらお買い物やら…なにやら…やることがたくさんで…
「一体いつになったら夢見てた郊外ライフが満喫できんのよ〜!!」
と、いう気持ちになってたことも事実ではある。

でも…

実は、今思い返してみれば、この時は本当に毎日が新鮮で…ある意味充実していたことは間違いないと思う。
生活がルーチンではなく、ある種のイベントであったのだ。

ちなみに我が住宅街の駅前にもTUTAYAやマツモトキヨシが完成(クリック!)し、街づくりは着々と進んでいった。

駅前に数棟できる…と聞いていたマンションも1棟目の工事が着工(クリック!)していた。

とにかく、ここで生活する自信が、ボクラにも着々とついてきた…気がしていた。

そんな暑い夏の…暑い太陽の下で…

ウッドデッキ上の上に寝転がろうとしたら…

ウッドデッキにひび割れが見つかった(クリック!)…。
こっち(クリック!)にも…そっち(クリック!)にも…そしてあっち(クリック!)にも…である。

少なくともこれから十数年は…この上でビールを飲もう…と思っていた…矢先である。

…大丈夫なのかなあ…

とりあえず、そろそろ一回…もう少し涼しくなったら、ニスなどを塗ってメンテナンスをしようかな♪と思い始めた…9月のボクラなのであった。


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入居8〜10週間くらい経ちました。ついにお庭がキレイになりました♪


9月も中旬になりつつあった。

そんなわけで玄関のハナミズキも花を蓄える(クリック!)のである。
植木があることによって、季節を敏感に感じることになった…と思う昨今である。

そんな中、やつらがやってきた!!!

…って別に大袈裟に煽ることもない(笑)。

我が家のお庭の整備を頼んだ造園業者さんである守谷造園(クリック!)のトラックが2台やってきたのである。

芝生を積んだ一台(トラック)の後には、なにやらリフトの付いたトラック(クリック!)
意外に豪勢なラインナップである。

しかも作業の方は棟梁(社長)入れて総勢3名!!

この造園会社さんに決めた理由は別に安いから…だけではなかった
もちろんわざわざ実況見分をしていただいて、見積もりを提出してくれた数社の造園会社さんの中で最も高いわけではなかったが、だからといって最も低かったわけでもないのである。

ちなみにこの社長さんは、他の豪快な造園会社さんに比べると、割と…ロンドンブーツの田村亮に似たちょっと若目の優男であり…ボクラはずっと“田村亮”とこっそり呼んでいたわけだが…

もちろんそれも理由ではなく。

実は木の選び方や配置の仕方、手入れの仕方などの周辺情報やアドバイスを、見積もり提出時にかなり懇切丁寧にしてくれたのである。

そういった、“心づくし”に弱いボクラは即断で 『ここにしよう!!』と、いう訳だったのである。

まずは現状のとんでもなく硬い庭の土を数センチ取り除く…という目も眩むような面倒くさそうな作業が開始(クリック!)されている中、
僕はようやく我が家に届いた
「これが噂に聞く登記簿かぁ!このデジタルの時代にまたなんつー古臭いもんなんだろう…」
と、僕に思わせるのに十分な、トラディッショナル感満載の“我が家の登記簿”(クリック!)を元に、財形住宅融資の最後の実行用書類の作成(クリック!)を行っていた。

財形住宅金融のローン申請は鬼のように面倒くさく…しかも銀行ローンのように“心づくし”も無い。
毎回、必要な書類が一個でも足りなければやり直しだし、いろんな局面での振り込みや郵送にかかる手数料や郵券代はすべてこちら負担だったりする。

…そんなわけで僕の必要書類が書かれたアンチョコももう何色ものカラーマーカーで埋め尽くされているのである。

…と、書類との悪戦苦闘もひと段落つき…外を見ると“すっかり”硬かった土は取り除かれ(クリック!)、まずは金木犀やコニファーなどの植木へと作業は進行していた(クリック!)

う〜む。見事な手さばきである。

やっぱり“何でもかんでも”自分で…ではなく、プロに頼るのも一つの賢いやり方なのである♪
(ギックリ腰クンにとっては…ね)

作業中はおとなしくしていた息子も、お昼休みには“おそるおそる” 庭に下りてみて(クリック!)
「しゅごいね〜。木が生えちゃったね〜!!」
と、大喜びであった。


…と、いうことでその後芝生が貼られ(クリック!)、目土がまかれ庭作りは一応の完成を見たのであった。

この後1ヶ月は水をやるとき以外はあまり芝生に入らないように…

と、田村亮から優しい手ほどきを受け、ボクラはそれから1ヶ月、一生懸命毎日毎日、水遣りに精を出すのであった。

ちなみに我が家の側道には背の高いコニファーを植えていただいた(クリック!)

これは妻の企画であった。
ダイニングの窓から見るとこんな感じ(クリック!)で、多少…殺風景が緩和されたような気がするね♪

庭ができて…なんかうれしくなっちゃったボクラは、ついでに園芸屋さんに行き、玄関を飾る植木鉢(クリック!)やお花を買ってきたのである。

あれよ・・・あれよ・・・


っと思っているうちに…まさかマンション住まいのときは思いもしなかった…

“庭いぢり”や“植物の世話”を…『楽しいなあ♪』と思う…“そんな僕”がそこに現れ始めたので…あった♪


ちなみに、この日にはガス会社にも来てもらって、ガス警報機(クリック!)も取り付けてもらいました。

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入居から2ヶ月半くらい経ちました。秋です。長雨です。屋外テーブルにいや〜なものが…


あ〜♪9月の雨は悲しくて〜♪

なんてすっかり “うろ覚え”の歌で始めるのもどうか?とは思うが…たしかこの歌は太田裕美だっけ?
可愛かったよなあ…

なんて思い出と共に雨にも浸っちゃうほど、この年の9月はよく雨が降ったのである。


あんまりにも降りすぎて、庭はまるで池になっちゃうし、不意にウッドデッキをみるとナメクジさんこんにちは(クリック!)だったりして、もう『ひ〜!!!!!』どころじゃすまなかったりしたわけなのである。

まあ…そんな雨とたまの秋晴れのおかげもあって、芝生は快調に育ち(クリック!)、キンモクセイもいい匂いの花をつけた(クリック!)りしたわけである。

しかし…「いいことばかりありゃしない」(by RCサクセション)…と、いうのが庶民の世の常なのである。

最初はこんなもんだった(クリック!)

「あれ?ちょっとデッキの上のウッドテーブルが長雨で汚れたかな?」
ってくらいだったのである。

まあ…それでもいずれ掃除しなきゃいけないしね♪

…ってなかるい感じで近所のDIYショップに行き・・・

木材保護塗料のキシラデコールを中心とした、エクステリアメンテナンスグッズ(クリック!)と、ついでに欲しかった長ハシゴ(クリック!)

そしてスクスク育つ芝生の根がウッドデッキの下などに行ってしまわないような新兵器(これは会社の役員に『芝の庭ならやっといた方がいいぞ!』と勧められたものです)、その名も『芝根ストップ!!』(クリック!)を購入してきたわけである。

まあ、購入したらそれで全てが終わった…と思うのがボクの最大の悪い癖であり…

まあテーブル塗装は来週やればいいかぁ♪と買ったものを玄関に置きっ放しにしておき…

…『芝根ストップ!!』は息子のいいおもちゃと化していた(クリック!)わけなのであるが…

もちろんこのシーズン…そんなボクの作業スパンを秋の雨は待ってくれるわけもなく…

当然のように平日は散々雨が降ったりして…
テーブルはこんな状態にカビが生えて(クリック!)しまったのである…。

と、いうことで早速、家族揃って掃除開始!!(クリック!)である。


ボクと息子がテーブルを木材用洗剤で洗い、そしてキシラデコールのこげ茶色を塗っている(クリック!)間に、妻は『芝根ストップ!!』ウッドデッキ下(クリック!)といずれ花壇を作る予定のスペース(クリック!)へとうまく配置したのである。

う〜ん♪家族揃っての庭弄りは、やっぱり楽しいじゃないか〜♪

と、けっこういい具合に「満足満足♪」の庭と、塗料を乾かしているテーブルやイスを眺めながら、

ビールを飲んだり、

郵便屋さんが持ってきた住宅ローンの返済表(クリック!)を見て、
「なんだよ〜この平成51年になってもまだお金を返してる予定が組まれてる俺って…」

なんて…ちょっと背中が重くなったり…

駅前で建設がはじまったマンションの様子(クリック!)を散歩がてら見に行ったり、

駅前ロータリーにオープンした居酒屋(クリック!)を見に行ったり…

と、なんだか家族で“ササヤカナ幸せ”をしてるうちに…また大雨が降ってきて…

乾かしていたテーブルやイスの塗料は、雨に打たれてすっかり剥げ落ちて…

「これじゃぁ…やり直しだっつーの!」って感じに汚く まだら模様(クリック!)となってしまったのであった…。

やっぱり、『いいことばかりありゃしない』…なのである。

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まもなく入居3ヶ月です♪ウッドデッキへの木材保護塗料塗り!&庭の物置を買いました♪


我が家もなにかとお世話になる“お役所”。

その近くを流れる川沿いは、非常にきれいなコスモス畑が長々と続き…
秋になるとそのコスモスは無数の花をつけ、ボクラを楽しませてくれたりするのである(クリック!)



…と、そんな秋晴れの日…

前回の失敗を繰り返さぬように…まるでアラジンの “完全無欠のロックンローラー” のように…

朝も早よからウッドデッキに木材保護塗料(キシラデコール)の塗布作業に取り掛かったのである♪

秋晴れの風と、塗料に含まれるシンナーとでかなり気持ちよくなったボクラは、ハイテンションで…猛スピードでデッキを塗りまくった(クリック!)

「う〜ん。いい感じ〜」である。

なんかひびが入ったり、下からトカゲが出てきたり…と、嬉しいながらもたまに困ったチャンでもあるウッドデッキだが…

このキシラデコール塗布作業で、かなり愛着が湧いてしまったボクラ…であった♪

そんな翌日も家の件では大忙し♪だったりするのだ。

朝から、ミサワさんのお掃除業者さんが我が家を訪れたのであった。

…数週間前の家日記でも書いたのだが、我が家のフローリングは1階と2階で微妙に色と質感が違ったのである。
どうも1階の床暖房のせいでそうなってしまった…らしい。

「え〜聞いてないよ〜?!」
である。

そんなわけでミサワホームさんの施工管理部門と何度か“僕が納得する”解決方法を探っていたのだが…
なかなかいいソリューションは見つからず…

「じゃあもう面倒くさいから…1階のフローリングに無料でワックスを一回かけてくださいよ。重ね塗りってことで。ちょっとは2階の光沢に似るんじゃないですか?それを落としどころにしちゃいましょうよ♪」

…と、いうわけでミサワホームのお掃除業者さんによって様々な家具はどかされ(クリック!)、床はどんどん磨き上げられたのである。

しかも二度塗り…ということで、乾かすときは大型扇風機でビュイ〜ン!!(クリック!)である。

「さすがプロですね〜。もうピッカピッカだぁ。今後は自分たちでワックスがけしなきゃならないのかと思うと気が重いなあ…」

僕のクレームによって来てくれた…なんてことはオイトイテ…とりあえず屈託なく言って見た僕である。

「やっぱりワックスも素人じゃ大変ですよ〜。器具もないし。また今度、ミサワさんを通さなくても、直接呼んでくれれば、お安くやらせてもらいますよ〜」

お掃除業者さんはどうやら割と近くに住む夫婦のような感じのおじちゃんとおばちゃんであった。
僕以上に屈託なく、ミサワホーム担当者さんの前で、そう笑うのであった♪

そうしてお掃除業者さんが帰った頃、さらに二人の訪問者がやってきたのである。

一人はミサワの大工さん。

何のことはない。本日お掃除ついでに入居3ヶ月目のお家の点検をミサワホームの施工担当者さんに行ってもらったのだが、事前にリビングのシーリングファンのリモコンの壁への取り付けをお願いしていたのである。
(実は引渡しの際はリモコンは取り付けられず、テーブルに置いてあったのである。まあ不便がなければそれでもいいか…と思っていたのだが…やっぱり無くなっちゃいそうであり…今回壁付けしてもらうことにしたのです)

…てっきりミサワホームの担当者さんが『クリクリクリ♪』っと取り付けてくれると思ってたのだが…
わざわざそのためだけに大工さんがやってきて、リモコンはご覧の通り、床暖房スイッチの下部にキッチリと取り付けられたのである(クリック!)

さらに来客のもう一名は、近所のホームセンターの工事部のおじちゃんだった。

そう。ボクラはとうとう庭の物置を購入したのである。

当初物置の想定外な高さ(平気で10万円くらいしちゃうんですよね〜)に驚き、購入が伸び伸びになっていたボクラであったが…

某有名メーカーの物置が○割引!とのチラシを近所の友人の家で見たボクラ(実は新聞をとっていないので、チラシがないのです・・・)はダッシュ!でホームセンターに走り…

そこで“物置は購入後組み立てなければならず、それは素人では結構大変な作業だ”なんて世の中の常識を初めて知ったりして…泣く泣く組み立て費1万数千円を追加で払ったりして…

ついに物置を購入!!したのである。

今までぼんやりと空いていたスペースにおじちゃんが基礎を作り(クリック!)…、そしてチャクチャクと組み立て開始である。
組み立て1(クリック!)
組み立て2(クリック!)
組み立て3(クリック!)

…と、いうことでボクラのお庭に、無事に物置が完成!!(クリック!)である。

実はこの物置設置はボクラにとってある種の悲願…だったのである。

…と、いうのは実は…我が家の玄関は、引越し以来ずーっと、行き場のないマンション時代の下駄箱(これも知り合いの家具屋さんにわざわざ造ってもらったものなのです←プレゼントだけど♪)が置いてあり…

「大きな玄関を作ってさ、広々と気持ちが良いなぁ〜♪…ってのが玄関設計のコンセプトだよね♪」
なんて言って設計時は盛り上がっていたはずが、かなり狭い玄関と化していたのであった。

そんなわけで…この物置完成ですっかり下駄箱はドアを外され物置の中に棚として収納(クリック!)され、ボクラの玄関は広々〜♪となったのである。

いやいや…それにしても引越して3ヶ月くらい…まだまだ家はやることが多いな〜というのがこの頃の感想である。
そんなわけでこの年の秋は、まだまだ“ホームに成りかけのハウス”である我が家との付き合いで、次第に深まっていくわけである♪

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入居3ヶ月半くらい経つと、生活上のちょっとしたことが発生するのです♪


「うが〜!!!!」

10月も押し迫ってきた。もうすぐ11月…秋も本格派!!である。
うっかり2階で横になって、寝そうになっていた昼食後のゆったりとした時間…和室から叫びとも驚嘆ともつかない声が聞こえた♪

「どうしたぁ!!」

と二日酔いで足がモツレそうになりながらも…ドタドタ階段をダッシュ!!…で1階に下りると…

妻が泣きそうな顔で和室の壁をゴシゴシと拭いていた(クリック!)

その周りをいたづらっぽい顔で飛び回る息子…

「この前ファミレスでもらったおもちゃのハンコの朱肉で…落書きされたのよ〜!」

…そんなとある休日(実は二日酔いによる年休日)、今日もまたミサワホームの外構業者さんがやってきた。

我が家の東西、側路にはスチール製の門扉がついている。
まあ、泥棒さんがちょっとは入りにくいかな?…という気休めのような設置である。
(最近は意外にこれが、勝手に庭に入ってくる近所の小学生低学年への調度いいバリアになってたりするのだが)

この門扉。
引越してきた当初から困っていたことが一つあり…

といういのが…この門、180度近い開放が可能なため…ちょっと強めにこの門を開けると、お隣さんのフェンスに「がちゃーん!!」と当たってしまうのである。

開けっ放しにしておいて、風が吹いたときなども同じ状況だったりする。



そんなわけで、二日酔いの僕のかなりいい加減な指示&監視の中、

ミサワホームの外構業者さんはひとつもいやな顔をせず黙々と(クリック!)
アフターフォロー=地面を掘って基礎を作ってその上にストッパーを取り付ける…という無料工事をしてくれたのであった。

工事中、秋の涼しい風の中で、僕は二日酔いで酒臭い息を排出しながら、息子とシャボン玉を作って遊んだのである(クリック!)

その、世界で一番酒臭いであろうシャボン玉(クリック!)は…

それでもふわふわと浮かびながら我が家の屋根を目指して飛んで行き、そしてもう少しで屋根・・・!というところでパチン♪と割れて消えた。

・・・

相変わらず家はちょこちょこと進化し続けるのである。

そして思い出によって、少しだけ汚れていったりするわけなのだが…まあ、“それでいいのだ”

ちなみにこの数日後、財形住宅金融から団体信用生命保険の申し込みについての案内(クリック!)が来た。
お金の方も、もうすぐ(手続きだけは)終了である。

…お金の完済はまだまだ遠い未来ではあるのだが♪

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冬の足音が近づいてきたようです。そしてミサワホームの半年点検なんかもあるのです♪


12月は師走…と、なんだか忙しいイメージが先行しているが、それよりも先ずは寒いのである。

特にお庭様などを持ってしまうと、芝生の色の移り変わりなんかが気になってきて…
そこで冬なのに良く生える雑草なんかを見つけちゃったときなんかはわざわざ庭に出て、

「うひ〜寒い!寒い!!ドントポチィ!!」

なんてすでに30代も後半の人間しかわからないようなギャグを連呼し、雑草を抜きつつ暖房で暖かい…シーリングファンが大活躍の“天井が高い”自慢の吹き抜けのリビングルームへとダッシュ!で舞い戻ったりするのである。

そう。
あの夏の暑さはなんだったのか…と、いう感じでまさしく冬へと季節は移り変わったのである。

ちなみに…駅前の開発は『まだまだこれからぁ!!』…と、いう感じである。
今度はマンションができるらしくこの寒い中マンション用の基礎工事(クリック!)が行われている。

我が家の芝生も12月に入って、
「おや?茶色くなってきちゃったなあ〜」(クリック!)

ってな感じだったのに…


12月も中旬になるとこのとおり “か〜れ枯れ〜の茶色” である。

春になったらまた緑に復活するのか心配なくらいである。

初めての庭なもんで、季節感はすっかり心配とともにやってくるのである。

そんな芝生の状態なんてすっかりお構いなしに、息子は寒い中、芝生の上で遊びまくるわけなのである。
自分が子供だったころの父親の気持ちが、すこしだけわかりかけてくる…感じもするのである。

…って文章の末尾が“である”ばっかり…である♪

とは言ってもさすがに茶色い芝の庭では少し寂しいので…デッキ のフェンスにクリスマス用のイルミネーションを巻いてみた(クリック!)…ボクラだった。
(本当は近所の家のように『玄関先をピカピカにして〜』…と、息子にせがまれたボクラだったが・・・。なんか玄関をピカピカにするのは気恥ずかしくて…。と、いうわけで控えめにお庭をこっそりピカピカさせることにしたわけなのだ♪)

そんな冬の一日の来客は、やっぱりミサワホームさんだったりするわけだ。
(つーか、我が家には両親かミサワさんしか来客がないのかっツー話なのだが♪)

我が家のリビングルームと和室の間には、真ん中から左右に完全に開口する引き戸がある。
当然その引き戸レールの真ん中部分上部には、戸が右へ左へ…と、行き過ぎたりしないようなストッパーのような留め金具(きっと専門用語で“なんとか”って言うんでしょうが…すいません、わかりませんでした…)が付いているのだが…

当初それがあまりにも薄い鉄板のようなものだった(おそらく既製の引き戸がピッタリと閉まるためには薄いスチール板じゃないとだめだったんでしょうね)ため、ボクラや息子が割と強めに戸を閉めたりすると、その勢いでその留め金具がどんどん曲がっていってしまう…ということになってしまっていたのであった。

そんなわけで…

ものはタメシ♪…と、半年点検にきたミサワのアフター担当の方に言ってみたら、
「了解!直させますよ!!」
との元気な返事をラッキーにもいただいた…ってわけなのである。

工事の方はまずレール部の留め金具をかなり太い、頑丈そうなもの(クリック!)に取り替えた後
「それだけだと戸がピッタリ閉まらないので…」
と、戸の上部角を職人技で綺麗に削ってくれる(クリック!)ミサワさん(の委託大工さん)だった。

ブラボーである。

…ちなみに僕はこの職人さんの丁寧なお仕事を、すっかりリビングの床に寝転がって見ていたのである。

…失礼なのは十分承知の輔である。

…理由は…

実はミサワの大工さんが来たとき、僕はまだ寝ていたのである。
そこで妻が対応していたのだが、なんか工事の音が聞こえた僕はつい“ウキウキ”してしまい…、

「ミサワさんが来てるの〜?!」

と叫びながら、少し寝ぼけ眼で階段を駆け下りようとして…

ずだだだだだだだだーーーーーーーーーんんんんんんんん!!!!!!!!

と、階段を踏み外し転げ落ちたのであった…。

階段にはこのとおり傷が付き(クリック!)…僕の腕も傷だらけ(クリック!)である…。

もちろん腕だけで転ぶはずもなく…背中や腰はもっと痣だらけである。

大工さんもびっくり仰天!!なのである…。

そんなわけでおっちょこちょいの旦那に対する妻の一言は、予想通り厳しいものだったわけなのである♪

「まったく〜もう!なんで子供じゃあるまいし、誰かが来てるとそうやってはしゃいでなんか失敗したり、怪我したりするのよ〜!!ギックリ腰もそうだったじゃない〜!!それじゃあ子サムライと一緒でしょぉ!!」

・・・僕はさびしく一人で…自分の体に湿布を貼るのであった♪


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今年もたくさんのことがありました。まさか家まで持っちゃうとは思いもよりませんでした〜。…そして、年の瀬です。


「11月から早々と手がける大そうじ大作戦!」

…なんて巷では盛り上がってる雑誌もあったようだが、我が家では相変わらず

「うひー!!マジックリンがない!」
「そういえばまだ年賀状すら買ってない!!」
「それを言うなら住所録って引越しのドサクサでなくなっちゃったんじゃないの!!」

てな感じであり、いつも以上に慌しい年の瀬だったことは間違いない。

それでもさすがにマイホーム!!である。

今年ほど家族総出(とはいっても“いい大人”二人と幼児一人の頼りなき陣営ではあるが)でヤル気マンマンの大掃除は初めて…だと思う。

少なくともボクにとっては生まれて初めてのヤル気マンマンの大掃除なのだ。


窓のレール担当は息子である。

妻にこんな特性の掃除棒(クリック!)を作ってもらい、もうヤル気マンマンでレールをキュッキュッ♪である。

まあもちろん途中で飽きてしまい、和室をオモチャで散らかし始めたり、その汚れた掃除棒で…まるで汚れを塗りつけるように和室のケーシングまで擦ってくれる(クリック!)もんだから、我が家には妻の怒った声が響き渡ったりすることもあるのである♪

まあそれでも息子は息子でこの大掃除への参加を意気に感じてくれているらしく、

「ちゅぎは!?次はなにをこしゅればいいの?!」

とヤル気だけはマンマンなのであった。

さて、そんな息子のがんばりと熱意を意気に感じなければならないのが“もちろん”大人のボクラである。

ボクの担当はとにかく“高いとこ”である。



脚立を持ち出してのリビングルームの吹き抜け天井、そしてシーリングファン、さらに丈夫に付く明り取り窓の掃除である。

これが意外に大変で…しかも結構汚れていたりするのである。

いったいボクラが年をとって、息子も寂しいけど家を出てっちゃったりしたら、誰がここを掃除するんだろう?

まあ…そういった将来への不安もありながら(笑)…

まだ辛うじて若めのボクは、

「ひょいっとな〜♪」

と脚立を持ち上げ階段を登り…

蔵階の踊り場に脚立を設置(クリック!)して、“自慢”のフロスの照明のお掃除(クリック!)である。

全ての掃除を嫌がっていた子供のころの僕と比べたら、この『掃除の時間』の素早い動きはビッグ・ディフェレンス♪であろう。
お袋や親父が見たら、腰を抜かして驚く可能性大!!である。

まあ、人間なんてそういったモンなのだ。
こうやって自分の所有物が増えていくに連れ、心も成長して行き、そして子供にとっては “口うるさい”親父となっていくのである。

もちろん今回も、
「ねえ、おもちゃであしょぼうよぉ〜」
と、掃除に飽きて擦り寄ってきた息子に対してぴしゃりとヒトコトである。

「ボクラが汚した家はボクラで掃除するのが勤めだ!それは子供だからってパスできないんだからな!!」

…息子よ。でもあんまり“口うるさい親父だなあ〜”って思わないでね♪

大人はぜ〜んぶ判ってやってるんだから♪


さて、そんな男どもの“青春掃除大作戦!”とは一線を画し、妻は自分のパートを黙々とこなしていたのである。



妻のパートはキッチン(クリック!)と、そして我が家に2つ付いている24時間換気システムの掃除であった。

昨今話題の新築のシックハウスからの防衛…ということで、この24時間換気システムは、その名の通り24時間動きっぱなしで外気と内気を循環させているのである。

…と、いうことで入居以来初めて掃除してみた24時間換気システムのフィルターはこの通り(クリック!)真っ黒クロ介…。

もちろん上蓋もススがイッパイ(クリック!)…まさに年末煤払いの名に恥じないものである。

「うわ〜やっぱり結構汚れるんだね〜。半年に一回は掃除しなきゃ駄目なんだね〜」
と言うボクに、

「実はミサワさんからは3ヶ月に一回くらい掃除してくださいって言われたような気もするんだよね〜♪」
とニッコリ返す妻であった。

その場は妻に任せ、相変わらず高い窓や照明を掃除しているときだった。

「うきゃ〜!!!!!」

妻の叫び声である。

…と、いうことで駆けつけてみると…

24時間換気システムのダクトには目イッパイのくもの巣が(クリック!)…。
しかもフィルターの中側には小さな虫の死骸が数十匹分…

循環しているのは空気だけではなかったのである…。まあ…よくよく考えれば『そりゃそうだ♪』ナノデハアルガ…。

さて、あと数日でお正月♪…と、いう頃になってきて季節はメキメキと…急激に冬になってきたような気がする。
今までは出ていなかったサッシの結露(クリック!)もようやくお目見えである。

また、寒さで2階の踊り場からバルコニーに出るドアの鍵部分(クリック!)も回りが悪くなってきた。

さらに…どうも洗面所の引き戸のレール部分の接着剤が取れかけて、上部枠に隙間みたいなものができてきたのと、同時に洗面所の天井クロスに若干の浮きが出てきたために…

年末だと言うのにミサワホームの修理の方に来てもらい、今年最後の修理(クリック!)を行っていただいたのであった。

…相変わらずうるさい施主様である♪



それはそうと…

こうやって…とにかくいろいろあった今年一年も終わろうとしている。

約5年前に結婚し、約4年前に息子が生まれ、約3年前に妻が職場復帰&息子が保育園に行き始め、約2年前に妻が仕事を辞めボクラはダラスに移り住み、約1年前に家を建てようと思いミサワホームと契約し、そして今年は家を建て引越ししたわけである。

ボクラにとっても激動の数年間である。そしてやっとボクラ家族にとって、ハウスがホームとなりつつある…そんな気がするのである。


大晦日から降り続いた雪のお陰で、元旦の初参りは結構寒さ厳しいものとなったが、1月2日は晴れて結構キレイな雪景色となった。

朝の寝室の窓からはボクラがこの後、過ごしていく住宅街の・・・みんなの家の屋根が、雪で光を反射(クリック!)して、とってもピカピカして見えた。

「きっと今年もいい年になるんだろう♪」

そんな根拠のない思いを胸に秘め…正月の無礼講の中、ボクは布団をかぶり、すっかり二度寝の体制を取るのであった♪


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13話(たぶん最終話)へとつづく(クリック!)



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